ヤス・マリーナ・サーキット:セクター2の始まり、アップダウンが無いことがよく分かるcopyright Pirelli

グレード1規格

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自動車レースの開催されるサーキットは、レースの種類に応じてFIAが規定している規格(FIA Circuit Licence grades)をクリアしていなければならない。これは路面の平坦さ、コース幅、フェンスやガードレールなど、サーキットを構成するあらゆる要素に対して細かく基準が定めれており、FIAの査察を受けてこれらの基準を満たしていることを証明する必要がある。

規格認定は3年毎に見直しが行われるため、3年に一度はFIAの査察をクリアする必要がある。F1の場合はこのFIA規格の内「グレード1」とよばれる規格を満たすことが要求されており、日本でこの規格を満たしているのは鈴鹿サーキットと富士スピードウェイの2つのみとなっている。

ドライバー及び観客の安全性を確保するために、施設・設備そのものの安全性だけでなく、例えば医療体制についても細かな規定がある。レース週末には、サーキット内にメディカルセンターの設置が義務付けられ、外科医や麻酔科医をはじめとする6名の専門家の常駐する他、緊急搬送用に医療用搬送ヘリコプターを2機待機させておく事が必要となる。