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上海インターナショナル・サーキット

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サーキットデータ

名前 上海インターナショナル・サーキット
所在国 中国
設立年 2004年
デザイン ヘルマン・ティルケ
全長 5,451m | 16コーナー
周回数 56周 | 時計回り
ピットレーン長 383.2m| 17.291秒
ターン1までの距離*1 336.49m
平均速度 191.45km/h
最高速度 343.8km/h
エンジン負荷*2 | 全開率 : 59%
ブレーキ負荷 | 使用率 : 17%
燃料消費量 | 1.88kg/周
フューエル・エフェクト | 0.37秒/10kg
タイヤ負荷
エアロ重要度
セーフティーカー出動率 80%
ウェット確率 12%
最大高低差 7m
収容人数 200,000人
総工費 266億円

*1 ポールポジションから最初の制動地点までの距離
*2 全開率は距離ではなくタイムベースで算出

上海インターナショナル・サーキットとは、中華人民共和国上海市嘉定区に位置するF1中国GPが開催されるサーキットの事。2004年6月に完成し、20万人を収容する規模を誇る。F1をはじめ、V8スーパーカー、A1GP、MotoGP、GP2などのレースに使用されている。英語表記は「Shanghai International Circuit」、中国語表記は「上海国际赛车场」。

Shanghai International Circuit photocreativeCommonssjiong

2005年のF1中国GPでは、排水口の蓋が外れファン・パブロ・モントーヤがリタイヤを喫するなど、開業後の数年間は地盤沈下や排水能力などの問題が噴出していたが、継続的に改修されている。元々沼地だった場所に建設されたことが原因。これと連動するように、年々ドライバーからの評判も上がってきている。

コースレイアウト

ポイントとなるのは、約18秒間に渡ってスロットル全開となる1.2kmほどの超ロングストレート。13コーナーの立ち上がりをミスすれば、簡単にオーバーテイクされてしまう。ヘルマン・ティルケのデザインしたこのサーキットは、コースの形が「上海」の「上」という形になっているらしいが、意図したものではなく偶然そうなったと言われている。

上海インターナショナル・サーキットのコースレイアウト図、2018年版

ロングストレートだけでなく、様々な種類のコーナーの組み合わせで構成されているのも大きな特徴だ。時速320kmからのハードブレーキングで飛び込む1コーナーから4コーナーまでの連続した低速コーナーは、10種類以上のライン取りが可能なテクニカルなセクション。コース最大の4.5Gを記録する8コーナーはエンジン全開区間で、その先の9コーナーでは一気に70km/hまで急減速する。

オーバーテイクポイント

13コーナーから14コーナーにかけての1.175kmのロングストレートエンドが最大のオーバーテイクポイント。直前の11コーナーから始まる連続したRの異なる複合カーブを、如何に速度を落とさず通過できるか、また13コーナーの立ち上がりを如何に上手くこなすかが勝負の分かれ目。そのため、単にストレート速度が高いだけではオーバーテイクは難しい。

ポールポジションから1コーナーのエイペックスまでの距離は336.49m。スタートをミスれば順位を落としかねない。

左フロントタイヤに厳しい

低速コーナーと高速コーナー、そして超ロングストレートから構成されるこのサーキットは、タイヤへの負荷が高い。特に、バックストレート直前の複合右コーナーでは左フロントタイヤを大きく摩耗する。バックストレートエンドの強烈なブレーキングに失敗すればフラットスポットは免れない。決勝レースではデグラデーションの管理が重要となる。

コースレコード

決勝レースで計測される史上最速の”ラップレコード”は、2004年にフェラーリのミハエル・シューマッハが記録した1分32秒238。一方の”コース・レコード”は、2018年に同じくフェラーリのセバスチャン・ベッテルが予選Q3でマークした1分31秒095となっている。

ラップレコード
1:23.238(シューマッハ/Ferrari、2004年)
コースレコード
1:31.095(ベッテル/Ferrari、2018年)

サーキットの場所と航空写真

ピットストレートには、2万9000人を収容できる観客席を備えている。

サーキット写真

上海インターナショナル・サーキット

上海インターナショナル・サーキットを走るトヨタTS050 HYBRID 2018年11月17日