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鈴鹿サーキット

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サーキットデータ

名前
鈴鹿サーキット
所在国
日本
住所
三重県鈴鹿市稲生町7992
設立年
1962年
デザイン
ジョン・フーゲンホルツ、塩崎定夫
コース全長
5,807m | 18コーナー
周回数
53周 | 時計回り
ピットレーン長
413m
1コーナーまでの距離
350m
エンジン負荷レベル
| 全開率 : 65%
ブレーキ負荷レベル
| 使用率 : 10%
燃料消費量
| 1.98kg/周
フューエル・エフェクト
| 0.40秒/10kg
タイヤ負荷レベル
グリップレベル
エアロ重要度
最大高低差
40m
収容人数
161,000人
レコード
1分27秒819 ルイス・ハミルトン/2017年/メルセデス
WEBサイト
www.suzukacircuit.jp

鈴鹿サーキットとは、三重県鈴鹿市にある国際レーシングコースのこと。F1日本グランプリやスーパーフォーミュラ、鈴鹿8時間耐久ロードレースなどの開催で知られる。レーシングコースの他に、遊園地やホテル等を備える複合レジャー施設。日本の大手自動車メーカーであるホンダが運営している。

鈴鹿サーキットのホームストレート
© Formula1-data

鈴鹿サーキットは、1962年にホンダによって設立された。ドイツ人のジョン・フーゲンホルツがデザインした8の字型のレイアウトは先進的と評された。以来小規模な改修を重ね現在に至る。1980年代に実施された改修が最も大きく、最終コーナー手前にシケインが、そしてデグナーが2つのコーナー分割された。

コースレイアウトと特徴

世界屈指のテクニカルコースであり、多くのドライバーに愛される鈴鹿サーキットのコースレイアウト。4度のワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルは「神の作りしサーキット」と評し崇めるほど。

鈴鹿サーキットのコースレイアウト図

高いエンジン全開率

全18コーナーを要するにも関わらず、鈴鹿のエンジン全開率はF1サーキット全体の平均よりも約30%も高く、1周の内およそ66%はフルスロットル状態となる。時速100㎞以下で通過するものはヘアピン(11コーナー)のみ。1周を通して全体的に高いわけではなく、スプーンの出口から最終シケインまでの区間によるところが大きい。300km/h以上の速度で通過する超高速コーナー”130R”を含むそのセクションは約1.5km、直線コースではないものの、F1マシンにとってはエンジン全開の事実上のストレートとなる。

トップスピードは最終シケイン手前の時速320㎞。最長のスロットル全開時間は16秒である。ブレーキを使う場面は一周の内たったの10%、負荷はほとんど無い。高速サーキットだけに、高速走行時のマシンバランスが重要。タイムを上げるには、リアのスタビリティと応答性の良いフロントが必要となる。

悪名高いデグナー・カーブ

8・9コーナーで構成されるデグナー・カーブは、鈴鹿初心ドライバーにとって悪名高いコーナーとなっている。1964年に転倒したGPライダーの名にちなんでこう呼ばれるようになった。Rの異なる2つのコーナーを短い直線で繋いだ形状をしており、ここでクラッシュしたドライバーは数知れない。

“デグナー1つ目”(8コーナー)にはライン上にバンプがあるためブレーキングが難しい。多くの場合、1つ目の進入をミスして、”デグナー2つ目”(9コーナー)に到達できずにグラベルに突っ込むか、2つ目をうまく脱出できずにコースアウトするか、である。デグナー2つ目には大きなカント(路面が傾いている状態)がついており、マシンバランスを崩しやすい。

勝利へのポイント – S字の攻略

1周のおよそ3分の2はコーナリングでの走行に費やされることになる。つまり、如何にコーナリングに合わせたセットアップができるかが勝利の鍵であり、これはS字区間を含む1コーナーから9コーナーまでを意味する。S字を制する者が鈴鹿を制す。

鈴鹿サーキットのS字コーナー
© HONDA 鈴鹿サーキットのS字区間

S字のラップタイム短縮の鍵を握っているのは2コーナー。高い速度で通過し、トラクションをかけて出口を脱出することがS字のタイムを左右する。1から9コーナーまでの連続コーナーをいかにリズムよく駆け抜けられるか、この内のどこか1つのコーナーをミスすれば、9コーナーまで立て直しは効かず全く気が抜けない

その昔ルイス・ハミルトンがマクラーレンでF1デビューした2007年のこと、鈴鹿初走行のハミルトンはチームメイトであるジェンソン・バトンのタイムに遠く及ばなかった。そこでルイスはジェンソンに教えを請うたらしい。すると、ジェンソンのタイムにグッと肉薄できるようになったそうだ。鈴鹿はドライバーズサーキットと呼ばれ特に初心者には手厳しい。初めて走るドライバーにとっては、心優しきベテランドライバーがチームメイトにいることも勝利へのポイントと言えよう。

ピットとセーフティーカー

ピットレーンは413m、ピットストップでのタイムロスは約20秒となる。大雨が降るとコース上に川ができてしまう事、そしてース幅が狭くバリアが近い事などから、セーフティーカー出動率は60%と高い。

サーキットの場所と航空写真

東に伊勢湾を望む小高い丘陵地帯に位置する。最寄り駅は伊勢鉄道線の鈴鹿サーキット稲生だが、海辺にある近鉄名古屋線の白子駅からバスも出ている。白子駅では、レースを終えたドライバーと遭遇できるチャンスも多い。

設立の経緯

ホンダが二輪レースであるマン島TTレースへの挑戦を始めた1959年当時、国内には現代的なレース場がなかったためテスト開発に困難をきたしていた。本田宗一郎の「うちで作っちゃれ!」の鶴の一声で、鈴鹿サーキットの建設が始まった。

本田宗一郎

当初、容易に建設可能な水田地帯が候補地域として挙がっていたが、宗一郎の「田んぼをつぶしてはいかん、米は大事にしろ」との命で、わざわざ丘陵地帯の雑木林を切り開く事になった。本田宗一郎という人物は、思想と哲学を持ち合わせた経営者であった。

建設には現在の価値に換算して約255億円もの巨額の投資が必要だったが、専務である藤沢武夫が自宅を抵当に入れるなどして、推進に向けての意見をまとめたと言われる。

どのエリア席のチケットを買うべきか!?

さて、日本GPの開催される鈴鹿サーキット。一体どの席を買うべきなのか?

DRSが初導入された2011年のF1日本GP、グランプリ開催直前までどの区間にDRSが設定されるのか全く発表がなく、スプーンから最終シケインまでの区間か、もしくはホームストレートかといった予想がされていた。そんな不透明な状況の中、我々Formula1-dataはホームストレートにDRS区間が設置されると踏んでA席を確保。結果的にこれが正解となり勝ち組と相成ったわけであるが、毎年席選びに頭を悩ますファンも多いのではないかと思う。

そこで、毎年席選びに頭を抱える同胞諸君のために、現地で各席ごとに写真を撮ってきた。ぜひご活用頂きたい。

鈴鹿サーキット!観戦席からの見え方ガイド

ピットウォーク写真

グランプリのフリー走行前日木曜日に開催されるピットウォーク。普段は間近で見ることの出来ないピットの中を歩き放題イベントとなっている。2010年までは抽選方式で当選者のみが参加できたが、2011年からは会場への先着順となった。(遠方から来る人間のことも考えて欲しい。。) 以下にそんなピットウォークで撮った写真を公開しておく。

鈴鹿サーキットのピットレーン
鈴鹿サーキットのピットレーン。多くのファンでごった返しとなる。

ピットで作業するメルセデスGPのクルー
ピットで作業するメルセデスGPのクルー。ガレージの設営やマシン作業に従事するチームスタッフを見ることができる。

F1のセーフティーカー
F1のセーフティーカーだってこの通り。準備万端でレース開始を待つ。

Sダクトが確認できるフェラーリのフロントノーズ
フェラーリのフロントノーズもこの距離で観察できる。ノーズ先端にあるSダクトも確認できる。

フェラーリのピットウォール・スタンド
フェラーリのピットウォール・スタンド。レース中、チーム首脳陣はこの場所でドライバーやスタッフに指示を出す。