アルバート・パーク・サーキットcreativeCommons CaterhamF1

アルバート・パーク・サーキット

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サーキットデータ

名前
アルバート・パーク・サーキット
所在国
オーストラリア
住所
12 Aughtie Dr, Albert Park VIC 3206 オーストラリア
設立年
1996年
コース全長
5,303m | 16コーナー
周回数
58周 | 時計回り
エンジン負荷レベル
| 全開率 : 66%
ブレーキ負荷レベル
| 使用率 : 16%
燃料消費量
| 1.81kg/周
フューエル・エフェクト
| 0.39秒/10kg
タイヤ負荷レベル
グリップレベル
エアロ重要度
最大高低差
3m
収容人数
80,000人
レコード
1分23秒919 S.ヴェッテル/2010年/レッドブル
WEBサイト
grandprix.com.au

アルバート・パーク・サーキットとは、オーストラリアのメルボルンにあるアルバート・パーク(公園)内にある半公道サーキットのこと。人口湖を周回する公道と駐車場の一部を使ったコースになっている。

コースレイアウト

ストレートとストレートとがヘアピンで連結されたストップ&ゴータイプのサーキット。各ストレートエンドではハードブレーキング、そしてコーナー出口では高いトラクションが必要とされるため、ブレーキング時スタビリティーの高さと低速域からの加速性能が求められる。1コーナーまでの距離は381mとそこそこの長さであるため、スタートを失敗すれば順位を落とす可能性がある。

アルバート・パーク・サーキットのコースレイアウト図

サーキットの特徴

マシンセットアップの難しさ

普段はサーキットとしては使われていないため、コース路面がホコリや砂利でかなり汚れている。そのため、グランプリ開始直後のフリー走行においてはタイヤグリップがかなり低いが、セッションが進む毎にグリップは大幅に改善されていく。アルバート・パークでは、決勝レース当日のラップタイムがグランプリ初日と比較して5秒/1周も向上することすらある。

そのためグランプリ序盤でマシンのセットアップを煮詰めてしまうと、決勝レース当日にはマシンバランスが大幅に崩れてしまうこともある。フリー走行でタイムが良いからと言って、予選・決勝でも良いとは限らないのが、アルバート・パーク・サーキットの面白いところだ。

albert park circuit photo
creativeCommonsJohnsyweb

なお、F1オーストラリアGPの開催時期は現地の秋にあたるため、コース上には落ち葉が舞い散っており、これもグリップ低下の大きな要因となる。ちなみに、3コーナーから5コーナーは、駐車場の路面がそのまま使われているためその他のコース上よりもさらに滑りやすい。コース上のどの位置に合わせてセッティングを行うかもチームの腕の見せどころである。

オーバーテイクポイント

最もオーバーテイクが容易なのは1コーナーと3コーナーの2つ。ホームストレートでの時速は320kmに達する。

セーフティカーに注目

アルバート・パーク・サーキット
creativeCommonsCaterhamF1

通常のサーキットとは違いランオフエリアが狭く、コースの両サイドが大きな金網とウォールでおおわれている。そのためセーフティーカーの出動回数も多い。2001年に飛び散ったマシンの破片に当たりマーシャルが死亡する事故が発生してからはフェンスも大きくなった。

セーフティカー出動回数が多いということは、マシンそのもののスピードも去ることながら、レース戦略を如何に緻密に練り上げるかが勝利への大きな鍵になることを意味する。各チームのストラテジストの役割は大きい。

毎年赤字のF1開幕戦

どこのサーキットも似たようなものであるが、オーストラリアGPも毎年赤字を計上している。2013年は5000万豪ドル(当時の日本円にして約45億円)の赤字だった。注目の開幕戦と言えども、事業としての採算が取れていないのが今のF1の現状である。

アルバート・パーク・サーキットができるまで

アルバート・パーク・サーキット建設風景、多くの人と重機が持ち込まれる
©facebook.com

アルバート・パーク・サーキットは常設ではなく仮設のサーキットであるため、グランプリウィーク開始とともに急ピッチで建設が進められ、レース終了と同時に解体される。詳しくは市街地サーキットができるまでーF1オーストラリアGP開催の舞台裏動画を参照されたい。

サーキットの場所