
F1オランダGP:ハースが審議沙汰に、予選後に”異例”の違反疑惑が発覚
2025年F1第15戦オランダGP予選後、ハースF1チームが異例の規則違反でスチュワードに報告された。FIA技術代表のジョー・バウアーによると、予選終了後2時間以内にハースはオリバー・ベアマンのマシンをカバーで覆わなかった。これはF1競技規則第40条6項に抵触する。
このルールはパルクフェルメに関するもので、カバーで覆われた後にマシンは国際自動車連盟(FIA)によって”封印”が施される。本規定に違反した場合、第40条9項にも違反したと見なされ、サスペンションのセットアップ変更を含む車両変更禁止規定を破ったと解釈されることになる。
違反が認定された場合、ベアマンはピットレーンスタートの処分を受ける可能性が高い。
予選ではエステバン・オコンが18位、ベアマンが19位に沈み、ハースは2台揃って事実上の最下位に終わった。ハースを下回ったのは、クラッシュによりノータイムに終わったランス・ストロール(アストンマーチン)だけだった。
今回の違反が単純なオペレーションミスなのか、あるいは意図的なものだったのかは明らかになっていない。ベアマンをピットレーンスタートとする前提で、予選後にセットアップ変更を行うことを見越していた可能性も考えられる。
ハースは直近数戦でアストンマーチン、レーシング・ブルズ、ザウバーに遅れを取り、コンストラクターズ選手権で9位に後退している。今回の違反が正式に認定されれば、苦境に立たされるチームにとってさらなる打撃となるだろう。
2025年F1オランダGP予選では、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)がポールポジションを獲得。2番手にランド・ノリス(マクラーレン)、3番手にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が続く結果となった。
決勝レースは日本時間8月31日(日)22時にフォーメーションラップが開始され、1周4307mのザントフォールト・サーキットを72周する事でチャンピオンシップを争う。レースの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。