
角田裕毅はフェルスタッペンとの差を「妥当な範囲に抑えている」とメキーズ代表、F1オランダGP予選結果で明暗も
2025年F1第15戦オランダGP予選でQ2敗退を喫した角田裕毅について、レッドブルのローラン・メキーズ代表は、同じRB21をドライブするマックス・フェルスタッペンとのタイム差に言及し、「妥当な範囲内」と評価した。
予選Q1で角田は、フェルスタッペンとの差を今週末最小となる0.258秒に抑え、12番手で突破したが、続くQ2ではタイムを伸ばせず、フェルスタッペンとの差はジャスト0.5秒に拡大。7番手から11番手までがわずか0.056秒という激戦の中、0.150秒差でQ3を逃す12番手に終わった。
「接戦の中で着実に積み上げている」
フェルスタッペンは最終的に2列目3番グリッドを獲得。角田との最終結果には大きな差がついたが、メキーズは「ユーキは今週末も進歩している」と強調した。
「難しいコースながらも、マックスとの差を妥当な範囲に抑えている。Q2の2セット目ではタイムを更新できず、わずか0.1秒差で突破を逃したが、今回もまた接戦だったし、彼は着実に積み上げている」
また、フェルスタッペンの結果については「今日、マックスが成し得る最高のリザルトだったと思う」と語り、2日目に向けてクルマを改善させたチームとドライバーを称えた。
「メルセデス、フェラーリ、そしておそらくはアストンのフェルナンドも3番手を争う状況だった。そんな中、マックスは驚異的な仕事をしたし、チームもよくやってくれた」
「週末を通して我々がバランスに苦しんできたのは周知の事実だが、両ガレージでさまざまな試行錯誤を重ねた結果、最終的にはマシンをより良いウィンドウに持ち込み、クルマから可能な限りのパフォーマンスを引き出すことができた。これはチームの功績だ」
決勝は表彰台争いが焦点
オーバーテイクが難しいコース特性とマクラーレン勢のレースペースを踏まえれば、フェルスタッペンにとっては表彰台圏内を守ることが明日のレースの焦点と言える。
メキーズも優勝を争えるとは考えておらず、「クルマは週末の序盤より確実に改善されている。レースでも戦えるはずだ。予選同様、マクラーレンの後ろで4~5台が拮抗する大混戦になるだろう」と分析する。
「明日は非常にタイトな争いになるだろう。ポジションを上げられるだけのレースペースを発揮できるかが問われることになる。楽しみだ」
また、母国の英雄フェルスタッペンを応援するために会場に集まった”オレンジアーミー”にも言及し、「ここでのファンからのサポートは驚くほどに素晴らしいものだ。これほどの応援は世界のどこでも得られるというものではない」と、熱狂的な声援に敬意を表した。
2025年F1オランダGP予選では、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)がポールポジションを獲得。2番手にランド・ノリス(マクラーレン)、3番手にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が続く結果となった。
決勝レースは日本時間8月31日(日)22時にフォーメーションラップが開始され、1周4307mのザントフォールト・サーキットを72周する事でチャンピオンシップを争う。レースの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。