パルクフェルメのP3ボード前にクルマを止める予選3番手のマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)、2025年8月30日(土) F1オランダGP(ザントフォールト・サーキット)

マルコが語る決勝での「逆襲サプライズ」―フェルスタッペン、逆境乗り越え母国で光明…”疑惑”も処分なく3番手確保

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2025年F1第15戦オランダGP予選で、地元の英雄マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は3番手を獲得した。週末序盤はグリップ不足とバランスに苦しみ、フリー走行ではトップ4に食い込めなかったが、肝心の予選ではトップとの差を0.263秒に縮め、復調を示した。

「不必要に遅く走行した疑い」でスチュワードに召喚されたものの、審議の結果、処分は科されず。マクラーレンがフロントロウを独占する中、フェルスタッペンは逆転優勝を狙える位置から母国レースをスタートすることになった。

ガレージで笑顔を見せるマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)、2025年8月30日(土) F1オランダGP最終フリー走行(ザントフォールト・サーキット)Courtesy Of Red Bull Content Pool

ガレージで笑顔を見せるマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)、2025年8月30日(土) F1オランダGP最終フリー走行(ザントフォールト・サーキット)

マルコ「サプライズがあるかもしれない」

レッドブルのモータースポーツ・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコは独衛星放送局『Sky Sports』に対し、予選での巻き返しを評価しつつ「サプライズ」もあり得ると語った。

「FP3では引き続きマクラーレンに対して0.8秒遅れていたが、予選では第1セクターで敗れただけだった。明日も上手くやれるはずだ。なぜなら、マックスは速く走る方法を知っているからだ」

「特に中古タイヤではマクラーレンと同等の競争力を発揮した。ひょっとするとサプライズがあるかもしれない」

ガレージでマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)と話すヘルムート・マルコ、2025年8月30日(土) F1オランダGP最終フリー走行(ザントフォールト・サーキット)Courtesy Of Red Bull Content Pool

ガレージでマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)と話すヘルムート・マルコ、2025年8月30日(土) F1オランダGP最終フリー走行(ザントフォールト・サーキット)

「予選は今週末で一番良い感触」

一方でフェルスタッペンは「今週末はずっとグリップとバランスに苦戦していたけど、予選では週末を通して一番良い感触を得ることができた。まだマクラーレンのレベルには届いてないけど、3番手は十分に良い結果だ」と振り返った。

また予選に向けてセットアップを「大幅に変更」したことを明かし、「FP3でもまだ良くなくて、別の部分を変えたら少し改善したんだ。ただ相変わらず風が厄介で、コーナーによってクルマが流されて滑ったりする状況だった」とコンディションの難しさを語った。

決勝へ「自分の仕事を全力でやる」

4度目の母国制覇が懸かる決勝に向けてはは「現時点で僕らは最強ではない」と冷静に分析した上で、「レースペースは未知数だけど、今のクルマであればより安定しているはずだし、少なくとも後ろの連中を抑え込みたい。前の連中については手に負えないから、自分の仕事を全力でやるだけだ」と意気込みを語った。


2025年F1オランダGP予選では、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)がポールポジションを獲得。2番手にランド・ノリス(マクラーレン)、3番手にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が続く結果となった。

決勝レースは日本時間8月31日(日)22時にフォーメーションラップが開始され、1周4307mのザントフォールト・サーキットを72周する事でチャンピオンシップを争う。レースの模様はDAZNフジテレビNEXTで生配信・生中継される。

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