12番手に終わった予選を経てインタビューに応える角田裕毅(レッドブル・レーシング)、2025年8月30日F1オランダGP

角田裕毅「分かりません…」Q2敗退で曇る表情、”好結果の兆し”も見えない壁に阻まれる

  • Published:

2025年F1第15戦オランダGP予選で12番手に終わった角田裕毅(レッドブル・レーシング)は、自身の走りの手応えとは裏腹にタイムを伸ばせず、「かなり厳しい」と落胆を隠さなかった。

角田は12番手でQ1を突破。4番手で通過したチームメイトのマックス・フェルスタッペンとの差を今週末最小となる0.258秒に抑え、上位進出への期待を抱かせた。

だが、Q2ではタイムを伸ばせず、1回目のラップで暫定8番手につけたものの、フェルスタッペンとの差は0.5秒に拡大。7番手から11番手までがわずか0.056秒という激戦の中、第2セクターで遅れを取り、最終アタックで自己ベストを更新できなかった。

その結果、リアム・ローソン(レーシング・ブルズ)とフェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)に蹴落とされ12番手に後退。カルロス・サインツ(ウィリアムズ)の10番手から0.150秒差でQ3を逃した。

「正直ラップには満足」結果に悔しさ

セッション後、角田は「正直、Q1の時点からかなりギリギリのところで走っていた感覚がありました。今日は本当にベストを尽くしたと思っています。…どこを改善できるか、これから見直す必要がありますが、正直ラップ自体には満足しています」と振り返った。

さらに「ミスもなくラップはクリーンでした」と語り、自身の走りには一定の満足感を示した。

一方で「マシンも調子が良く、速さもあった」としながらも、「自分の感覚に見合わなかったのは残念で悔しいし、奇妙でした」と結果とのギャップに戸惑いを見せた。

さらに、「かなり厳しいセッションでした」とも漏らし、ペースを引き出せなかった要因について問われると「分かりません…」とだけ答えた。

決勝へ「全力で頑張ります」

12番手というポジションは入賞まであと2つだが、ザントフォールト・サーキットはオーバーテイクが難しいことで知られる。

決勝に向けて角田は、「ポイントを取れるように全力を尽くします。少なくとも前との差はそれほど大きくないですし、何が起こるか分かりません。とにかく、全力で頑張ります」と力を込めたが、その表情には冴えがなく、悔しさを引きずっている様子もうかがえた。


2025年F1オランダGP予選では、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)がポールポジションを獲得。2番手にランド・ノリス(マクラーレン)、3番手にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が続く結果となった。

決勝レースは日本時間8月31日(日)22時にフォーメーションラップが開始され、1周4307mのザントフォールト・サーキットを72周する事でチャンピオンシップを争う。レースの模様はDAZNフジテレビNEXTで生配信・生中継される。

F1オランダGP特集