2022年型F1マシンの実物大モデルを取り囲むF1ドライバー達、2021年7月15日F1イギリスGPにて (2)
Courtesy Of Pirelli & C. S.p.A.

F1、2022年カレンダー発表!中国脱落、11月閉幕で史上最多23戦の超タイトなスケジュール

  • Published: Updated:

10月15日(金)にフランス・パリで開催された世界モータースポーツ評議会(WMSC)での承認を経てF1は、2022年シーズンのカレンダーを発表した。史上最多全23戦が並び、中国GPが脱落した。8ヵ月間、36週の間に23戦が行われる超タイトなスケジュールだ。

次世代マシンが導入される来シーズンは3月20日のバーレーンGPで開幕し、クリスマスの1ヶ月前、11月20日のアブダビGPで閉幕を迎える。アメリカでは初開催のマイアミGPを含めて2レースが開催される。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響で中国GPは脱落し、代わりにイモラでのエミリア・ロマーニャGPが4月24日に開催される。なおF1は「状況が許せばすぐにカレンダーに復帰する」としている。

一方、中国と同じようにコロナ渦の影響で過去2年に渡って開催中止を余儀なくされたオーストラリア、カナダ、日本、シンガポールはカレンダーに並んだ。

2022年F1開催スケジュールは以下の通り。エミリア・ロマーニャGP、スペインGP、シンガポールGP、アメリカGPは契約待ちで、マイアミGPの舞台、マイアミ・インターナショナル・オートドロームはFIAのホモロゲーション待ちとなる。

2022年F1カレンダー
日時 グランプリGP 開催地
3月20日 バーレーンGP バーレーン国際サーキット
3月27日 サウジアラビアGP ジェッダ市街地コース
4月10日 オーストラリアGP アルバート・パーク
4月24日 エミリア・ロマーニャGP イモラ
5月8日 マイアミGP マイアミ・オートドローム
5月22日 スペインGP カタロニア
5月29日 モナコGP モンテカルロ市街地コース
6月12日 アゼルバイジャンGP バクー市街地コース
6月19日 カナダGP ジル・ビルヌーブ
7月3日 イギリスGP シルバーストン
7月10日 オーストリアGP レッドブルリンク
7月24日 フランスGP ポールリカール
7月31日 ハンガリーGP ハンガロリンク
8月28日 ベルギーGP スパ・フランコルシャン
9月4日 オランダGP ザントフォールト
9月11日 イタリアGP モンツァ
9月25日 ロシアGP ソチ・オートドローム
10月2日 シンガポールGP マリーナベイ
10月9日 日本GP 鈴鹿サーキット
10月23日 アメリカGP COTA
10月30日 メキシコGP エルマノス・ロドリゲス
11月13日 ブラジルGP インテルラゴス
11月20日 アブダビGP ヤス・マリーナ

FIFAワールドカップが2022年11月21日から12月18日にかけてカタールで開催される事から、3月開幕の11月閉幕という非常にタイトなスケジュールが組まれる事となった。特にチーム対して過酷な日程を強いるトリプルヘッダーは2回行われる。

F1のステファノ・ドメニカリCEOは「すべての人々と訪問先の地域社会を守るために、警戒を怠らずに安全を確保していく」と述べ、引き続きパンデミック対策に注力していく意向を強調した。

危機的な状況が続く中でF1は、記録的な23戦を確保する事に成功した。ジャン・トッドFIA会長は「FIAとの強力なシナジー効果をもとに、ステファノ・ドメニカリと彼が率いるチームが素晴らしい仕事を成し遂げた成果だ」と語った。

「パンデミックという重要な課題に直面しながらも、F1はこの2年に渡って驚くべき勢いで立ち直り、成長し続けている事を明確に示してきた」

「2022年に開催される23回のグランプリは、完全に一新された新たなマシンにとってのエキサイティングなショーケースとなるだろう。私はそれを楽しみにしている」

F1は来季より、前走車から発生する後方乱気流、いわゆる「ダーティーエアー」を徹底的に排除してグラウンドエフェクト重視した完全に新しいマシンを導入する。

F1アゼルバイジャンGP特集