開幕オーストラリアGPの表彰台
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無料あり!2022年F1テレビ放送を見る3つの方法:DAZNとフジテレビを徹底比較

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今年のF1はどうすれば見れるの? とお困りのファンのために、2022年シーズンのFIAフォーミュラ1世界選手権を生中継するTV放送チャンネル及びインターネット配信サービスを徹底比較して紹介する。

残念ながら日本では2022年も地上波やBSでの無料生放送は行われない。2018年にローンチされたF1公式ライブ配信「F1 TV PRO」も日本対象外で、YouTubeやTwitchでの配信もない。

2022年のF1放送チャンネルは「DAZN(ダゾーン)」「フジテレビNEXT」「フジテレビNEXTsmart」の3つの有料サービスのみだが、フジテレビNEXTは加入月に限り無料でお試し視聴する事ができる。

2022年F1の開催概要と見所

全22戦を擁する2022年シーズンは3月20日のバーレーンGPで開幕を迎えた。3年ぶりとなる鈴鹿でのF1日本GPは10月9日に決勝が行われ、11月20日のアブダビGPでフィナーレを迎える。

ホンダは昨年末を以てF1から撤退したが、レッドブル及びアルファタウリは2025年末まで引き続き同社からパワーユニット、及び組み立てとメンテナンスを含むフルサポートを受ける。

ホンダ系2チームのラインナップは変わらず、マックス・フェルスタッペンは僚友セルジオ・ペレスと共にF1ドライバーズタイトルの防衛に臨む。2年目を迎える角田裕毅はピエール・ガスリーと共に伊ファエンツァのチームでシーズンを戦う。

リバティメディア買収後のF1は、ロゴの刷新を皮切りに国際放送の各種グラフィックを一新。公式テーマソングに加えて人工知能によるリアルタイム分析データが画面表示されるなど、以前とは異なる雰囲気を楽しむ事が出来る。

2021年F1第二戦エミリア・ロマーニャGPで導入される人工知能を用いたリアルタイム分析「ブレーキング・パフォーマンス」のグラフィックCourtesy Of AWS

2021年F1第二戦エミリア・ロマーニャGPで導入された人工知能を用いたリアルタイム分析「ブレーキング・パフォーマンス」のグラフィック

次戦スケジュールと放送・配信日程

セッション日時結果
FP1TBA
FP2TBA
FP3TBA
予選TBA
決勝TBA

「フジテレビNEXT」と「フジテレビNEXTsmart」はフリー走行・予選開始時刻の10分前、決勝開始時刻の40分前から生放送する。「DAZN」は決勝の40分前、その他セッションは開始時刻よりライブ配信する。

各グランプリのテレビ観戦ガイドはF1テレビ放送スケジュールを、開催スケジュールについてはF1カレンダーを参照されたい。

放送サービス比較表

F1放送チャンネルは以下の3つのみ。以下特に記載がない場合、金額は税込とする。

DAZN
(ダ・ゾーン)
フジテレビ
NEXT
フジテレビ
NEXTsmart
チャネル ネット配信 テレビCS放送 ネット配信
月額料金 3,000円 1,749円 1,320円
初回費用 0円 0円 0円
無料お試し 加入月
見逃し配信 再放送有
放送対象 全セッション 全セッション 全セッション
録画 不可 不可
同時視聴 2台可 不可 不可
必要環境 スマホ等のネット端末 TV、アンテナ、チューナー スマホ等のネット端末
特徴 多コンテンツ
4画面表示
安心確実
4K
安価
注意 遅延障害 要アンテナ 見逃し×

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で開催スケジュールは流動的だが、いずれのチャンネルも2022年シーズンの全22戦オールセッションを完全生中継・生配信する。

各々のサービスの特徴と注意点、そして必要となる金額を以下に詳しく見ていく。

1:DAZN(ダゾーン)

DAZNのWEBサイトのスクリーンショット

特徴

スポーツ専門のストリーミング配信サービス「DAZN」は2016年ドイツGPよりF1配信を開始した。スマホ・PC・タブレットの他、スマートテレビやPlayStation、XBoxなど、様々なデバイスで場所を選ばず視聴できる。日本の他、ドイツやイタリア、アメリカ、ブラジルなど全世界200以上の国と地域でサービスを展開する。

アンテナ設置などの別途費用は不要で、とにかく気軽に視聴できるのが魅力だ。

モータースポーツとしてはF1の他に、以下のカテゴリーが配信されている。また、MotoGPのマルク・マルケスの特集番組や「アイルトン・セナ 〜音速の彼方へ」「フェラーリ 不滅の栄光」「BEYOND ALL LIMITS 限界を超えて」等の海外ドキュメンタリーも期間限定で配信される。

  • FIA-F2選手権
  • FIA-F3選手権
  • エクストリームE

F1の登竜門として位置付けられる今季のFIA-F2選手権には、角田裕毅と同様にホンダ並びにレッドブルの支援を受ける日本出身の岩佐歩夢がF3よりステップアップを果たす他、佐藤万璃音が継続参戦する。

エクストリームEマシン「ODYSSEY 21」ダカールラリー2020にてCourtesy Of Xtreme E / MCH Photo

エクストリームEマシン「ODYSSEY 21」ダカールラリー2020にて

2020年FIA-F2選手権ロシア レース2のスタート直後の様子Courtesy Of Formula Motorsport Limited

2020年FIA-F2選手権ロシア レース2のスタート直後の様子

モータスポーツ以外にも明治安田生命Jリーグやプロ野球、AFCアジアカップ、ラ・リーガ、セリエAなど幅広いコンテンツを備える。特にサッカーや野球は充実しており、これらのファンにとってはDAZN一択だろう。

角田裕毅及びアルファタウリと契約を結ぶなどして近年は独自コンテンツを拡充。決勝後の翌金曜にはレビュー番組「F1ラボ」を、週末直前の水曜にはプレビュー番組「WEDNESDAY F1 TIME」を配信するなどしており、角田裕毅のデビューイヤーに密着した全6話のドキュメンタリーが2022年11月30日までの期間限定で配信されている。

グランプリの各セッションの配信時刻は公式サイト内の番組表ページで告知されるが、基本的にいずれのセッションも開始時刻と同時に、レースは開始40分前にストリーミングが開始される。

DAZNを試してみる

4画面表示「F1 ZONE」

機能面での一番の特徴は、画面を4分割して様々なデータを表示する「F1 ZONE」。インターネット配信ならではの強みを活かした配信形態と言える。表示される4つのデータは以下の通り。

  • 国際映像
  • オンボードカメラ
  • 順位やタイム差が分かるライブタイミング
  • ドライバー紹介や予選順位などの追加情報

DAZNのマルチ画面配信システム「F1 ZONE」のキャプチャー

料金体系

以下のように契約先とプランによって料金が異なる。


プラン 料金 月額換算
月額プラン 3,000円/月 3,000円
年間プラン(月々払) 2,600円/月 2,600円
年間プラン(一括払) 27,000円/年 2,250円
DAZN for docomo 3,000円/月 3,000円

DAZN公式のプランは以下の3つだが、シーズンを通してF1を視聴するのであれば年間プラン(一括払い)が最もお得だ。

  • 月額プラン
  • 年間プラン(一括払い)
  • 年間プラン(月々払い)

「年間プラン」(一括払い)は9ヶ月分の料金で12ヶ月視聴できるお得なプランで、月額プランと比較すると月額換算で750円も安い。DAZNは2022年2月23日に価格改定を行い初の値上げを行ったが、旧料金(1,925円)との価格差は325円/月に留まる。

「年間プラン(月々払い)」は2022年2月22日より新たに設けられたもので、その名の通り、分割で支払う12ヵ月間の契約プランだ。結局、12ヶ月分を支払う事に変わりはなく、通常の「年間プラン」と比べると年に4,200円のコスト高であるため、一括支払いが懐に厳しいという方以外にメリットはない。

支払い方法としては各種クレジットカードやデビットカード(VISA、MasterCard、JCB、AMERICAN EXPRESS、Diners Club)、PAYPAL、DAZNプリペイドカード、モバイルキャリア決済等に対応する。

支払い方法による制限はあるものの、最大6ヶ月間に渡ってサービスを一時停止とする機能も用意されている。あらかじめ設定された利用再開日に自動的に再開するもので、一時停止期間中には料金が発生しない。

DAZN for docomo

ドコモが窓口の「DAZN for docomo」で契約する手もあるが、2022年4月17日を以て、初回31日間無料特典の廃止と合わせて料金も本家と同じ3,000円に改定されたため、敢えて選ぶ理由は見いだせない。強いて言えば「dTV」や「ひかりTV for docomo」と同時契約すると220円(税込)の割引がある事くらいだろうか。

公式と違う点としては、料金の対象期間が異なる点が挙げられる。公式は申込日を起算として計算が行われるが、「DAZN for docomo」の場合は契約日・解約日にかかわらず、毎月1日から末日までの1か月分の料金が請求される。

DAZN for docomo

実況・解説

海外発のサービスだがF1の実況・解説は全て日本語。元F1ドライバーの中野信治氏やモータースポーツジャーナリストの小倉茂徳氏らが解説を担当し、実況はスーパーフォーミュラやSUPER GTなどJ SPORTSでもお馴染みのサッシャ氏らが務める。競合と比較すると解説は平易で、モータースポーツ初心者向けな印象だ。

見逃し配信

基本的にレース後1週間程度は見逃し配信があるため、万が一リアルタイムで視聴出来なくとも安心。F1は世界各国で行われるため深夜や早朝にレースが行われる事も少なくなく、その意味でも見逃し配信は有り難い。

注意点

ストリーミングサービスの宿命であるが、回線状況やデバイス性能等によって遅延などの障害が発生する可能性がある。類似のF1ネット配信サービス元祖「Formula 1 on ZUME」は許容できない遅延・障害ぶりで視聴者の不評を買ったものの、後発のDAZNは精力的に対策を施じており、遅延の程度を示す”リバッファリング率”はフルシーズンを初めて放送した年の半年間で1.2%から0.2%まで低減。最近は目立った遅延はない。

パナソニックのビエラやSonyのブラビア等に代表されるスマートテレビの他、「Apple TV」や「Chromecast」や「Amazon Fire TV」に対応しているため、これを別途購入することで、自宅のテレビ画面でDAZNを楽しむことも出来る。

DAZNを試してみる

2:フジテレビNEXTライブ・プレミアム

スカパー・フジテレビNEXTライブプレミアムのスクリーンショット

特徴

F1放送でお馴染みの川井一仁、森脇基恭、津川哲夫の他、現役トップドライバーの松田次生、元ブリジストンタイヤ開発本部長の浜島裕英ら、モータースポーツ界の著名人が解説陣を務める。2022年はこれに山本雅史元ホンダF1マネージング・ディレクターが加わる。

ウリはインターネット配信サービスとは異なり遅延が発生せず安心・確実にレースを視聴できる点。これは他には代えがたいストロングポイントだ。「総集編」や「F1レジェンド」、「F1 GPニュース」といった関連番組が見れるのも魅力の一つ。

スカパーでの契約者には「スカパー!オンデマンド」でのインターネット無料配信サービスが付帯。ライブ配信の他、各セッションと「F1 GPニュース」の見逃し配信が視聴できる。

1社単独放送の時代が長く続いてきたため胡座をかく部分も散見されたが、DAZNが参入してきた事でハッシュタグ「#f1fujinext」で質問を受け付けるなど、ファン目線でのサービス向上に努めている。

料金体系

以前は加入料として2,800円を支払う必要があったが、2017年10月1日に廃止された。

月額費用 1,749円 (税込)
視聴料:1,320円 + 基本料:429円
初回費用 0円
放映形式 CS放送
放映対象 全戦の全セッション

4K放送がスタート

スカパーでは2019年よりフルハイビジョンの4倍の画素数で配信する4K放送が開始された。当初は別途月額1,540円(税込)で提供されていたが、2021年より「フジテレビNEXT ライブ・プレミアム」契約者を対象に付帯サービスとして無料提供される事となった。

キメ細かな超高精細映像と5.1チャンネル・サラウンドの立体的な音響を楽しむ事が出来る。一度体験すると元には戻れない。

放送内容は「フジテレビNEXT」と同じだが、4K放送はフリー走行を除く予選と決勝に限られる。放送チャンネルは「スカチャン1 4K(CS882、Ch.596)」と「スカチャン2 4K(CS 883)」となる。

「フジテレビNEXT ライブ・プレミアム」非加入者には、決勝のみ単体で視聴できるPPV(ペイ・パー・ビュー)が提供されている。こちらは1レースあたり1,100円(税込)となる。

申し込みの流れ

  1. スカパーが映るかチェック
  2. WEBか電話で申し込み
  3. 30分後に視聴可能

自宅のテレビで「CS161」を選局し、映像が映るかどうかを確認する。後は、テレビに差し込んであるB-CASカードの番号を控えておき、WEBか電話で申し込む。申込みから約30分で視聴可能となる。

注意点

CSアンテナが必要。自宅にアンテナが設置されていない場合、別途アンテナ本体・工事費用が発生してしまう。ただ、家の間取り等によっては安価な室内型アンテナで受信することも可能、この場合工事は必要ない。卓上ブースターと呼ばれる電波増幅装置を併用すれば、大抵の環境では問題なく視聴できるだろう。

光回線を使った「ひかりTV」や「auひかり」なら、アンテナなしでフジテレビNEXTを楽しむ事もできる。

スカパー「フジテレビNEXT」

3:フジテレビNEXTsmart(ネクスマ)

FODサイト内のフジテレビNEXTsmart特設ページのスクリーンショット

特徴

「フジテレビNEXTsmart」はスマホやPC、タブレットなどでF1を視聴できるインターネット配信サービス。「フジテレビNEXTライブ・プレミアム」をスカパー!、J:COM、ひかりTV経由で加入していれば無料で本サービスを利用する事ができるが、単体契約の場合は月額1,320円(税込)が発生する。

2018年まではネクスマの単品契約ではF1放送は視聴できなかったのだが、2019年以降は単品契約でも視聴可能となり、「F1 GPニュース」などの関連番組を含む全てが生配信されている。

料金体系

月額費用 1,320円 (税込)
初回費用 0円
放映形式 ネット配信
放映対象 全戦の全セッション

注意点

スカパー!経由で「フジテレビNEXTライブ・プレミアム」に加入していれば、「スカパー!オンデマンド」で無料の見逃し配信を視聴できるが、単体契約を含むその他のチャネルでは見逃し配信が提供されていない点に注意が必要だ。

ネット配信としては以前であればDAZNに圧倒的な利があったが、価格差が拡大したため「フジテレビNEXTsmart」を選ぶのもありだろう。

DAZN同様、ストリーミング配信なので遅延などの障害が発生する可能性がある。ローンチ当初の2013年当時は使いものにならないくらい遅延がひどかったが、近年は然程気になるような遅延はない。

ネクスマは「スカパー!オンデマンド」や「ひかりTV」「FOD」を通して視聴できる。

総括

ネット配信ならDAZN

レースは生で観戦してナンボ。緊迫したレースの途中で突然映像がフリーズしてしまう可能性のあるネット配信はオススメしにくいものの、近年の改善ぶりには目を見張る物がある。

ただし単体契約者向けの見逃し配信がない「フジテレビNEXTsmart」は価格以外に価値を見出すのが難しい。確かに価格は上がったが、ネット配信サービスであればDAZNをお薦めする。野球、サッカーなど他のスポーツのファンであれば尚更だ。

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CS受信環境があり最高の視聴環境でレースを見たいのであれば、解説陣が充実しており4K視聴も可能な「フジテレビNEXTライブプレミアム」が良いだろう。料金的にもDAZNに対して優位性がある。

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