開幕オーストラリアGPの表彰台
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無料視聴可!F1テレビ放送を見る3つの方法:DAZNとフジテレビを徹底比較

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今年のF1はどうすれば見れるの? とお困りのファンのために、2021年シーズンのFIAフォーミュラ1世界選手権を生中継するTV放送チャンネル及びインターネット配信サービスを徹底比較して紹介する。

残念ながら日本では2021年も地上波やBSでの無料生放送は行われない。2018年にローンチされたF1公式ライブ配信「F1 TV PRO」も日本対象外で、YouTubeやTwitchでの配信もない。

2021年のF1放送チャンネルは「DAZN(ダゾーン)」「フジテレビNEXT」「フジテレビNEXTsmart」の3つの有料サービスのみだが、無料でお試し視聴する事ができる。

なおF1は2021年10月に、アジア地域の各放送事業者との2022年の契約合意を発表。フジテレビ及びDAZNが2022年シーズンのF1放送を継続する事を明らかにしている

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2021年F1の開催概要と見所

史上最多タイとなる全22戦を擁する2021年のF1は3月28日のバーレーンGPで開幕。12月12日の第22戦アブダビGPでフィナーレを迎える。2年ぶりの鈴鹿サーキットでのF1日本GPは10月10日に予定されていたが、残念ながら中止が決定した。

アストンマーチンとアルピーヌの新規参戦をはじめ、レッドブル及びアルファタウリとのF1最終年を迎えるエンジンサプライヤーのホンダ、そして7年ぶりの日本人ドライバーとしてデビューを果たした角田裕毅、同じくハースで初陣を迎えた7冠ミハエルの息子ミック・シューマッハ、そしてスプリント予選レースと、今季は何しろ見所が多い。

リバティメディア買収後のF1は、ロゴの刷新を皮切りに国際放送の各種グラフィックを一新。公式テーマソングに加えて人工知能によるリアルタイム分析データが画面表示されるなど、以前とは異なる雰囲気を楽しむ事が出来る。

2021年F1第二戦エミリア・ロマーニャGPで導入される人工知能を用いたリアルタイム分析「ブレーキング・パフォーマンス」のグラフィックCourtesy Of AWS

2021年F1第二戦エミリア・ロマーニャGPで導入された人工知能を用いたリアルタイム分析「ブレーキング・パフォーマンス」のグラフィック

次戦スケジュールと放送・配信日程

次戦F1サウジアラビアGPはジェッダ市街地コースを舞台として下記の日程で開催される。

セッション日時結果
FP1 / 現地 03日 16:30結果
FP2 / 現地 03日 20:00結果
FP3 / 現地 04日 17:00結果
予選 / 現地 04日 20:00結果
決勝 / 現地 05日 20:30結果

F1サウジアラビアGP特集ページ

「フジテレビNEXT」と「フジテレビNEXTsmart」はフリー走行・予選開始時刻の10分前、決勝開始時刻の40分前から生放送する。「DAZN」は決勝の40分前、その他セッションは開始時刻よりライブ配信する。

各グランプリのテレビ観戦ガイドはF1テレビ放送スケジュールを、開催スケジュールについてはF1カレンダーを参照されたい。

放送サービス比較表

F1放送チャンネルは以下の3つのみ。以下特に記載がない場合、金額は税込とする。

DAZN
(ダ・ゾーン)
フジテレビ
NEXT
フジテレビ
NEXTsmart
チャネル ネット配信 テレビCS放送 ネット配信
月額料金 1,925円 1,749円 1,320円
初回費用 0円 0円 0円
無料お試し 1ヶ月 加入月
見逃し配信 再放送有
放送対象 全セッション 全セッション 全セッション
録画 不可 不可
同時視聴 2台可 不可 不可
必要環境 スマホ等のネット端末 TV、アンテナ、チューナー スマホ等のネット端末
特徴 安心確実
4K
多コンテンツ
4画面表示
安価
注意 遅延障害 要アンテナ 見逃し×

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で開催スケジュールは流動的だが、いずれも2021年シーズンの全22戦オールセッションを完全生中継・生配信する。

残念ながら日本では今年も地上波やBSでの無料生放送は行われない。2018年にローンチされたF1公式ライブ配信「F1 TV PRO」も日本対象外で、当然YouTubeやTwitchでの配信もない。ネットにしろテレビ放送にしろF1放映を見るには有料チャンネルが唯一の手段だが、お試し期間を利用すれば無料で視聴できる

各々のサービスの特徴と注意点、そして必要となる金額を以下に詳しく見ていく。

1:DAZN(ダゾーン)

DAZNバナー

特徴

2016年ドイツGPよりF1配信を開始したDAZNはスポーツ専門ストリーミング配信サービスで、スマホ・PC・タブレットの他、スマートテレビやPlayStation、XBoxなど、様々なデバイスで視聴できる。日本の他、ドイツやイタリア、アメリカ、ブラジルなど全世界9カ国でサービスを展開する。

モータースポーツ番組としてはF1の他にFIA-F2選手権とF3、そしてポルシェスーパーカップが配信される他、2021年には電動SUV「エクストリームE」と女性限定「Wシリーズ」、そしてユーロフォーミュラ・オープン(第3戦ベルギー大会以降)が新たに追加された。F1とエクストリームE及びポルシェスーパーカップ以外は独占契約で、他チャンネルで視聴する事はできない。

F1の登竜門として位置付けられる今季のF3には、角田裕毅と同様にホンダ並びにレッドブルの支援を受ける日本出身の岩佐歩夢が新たに参戦。F2には佐藤万璃音が継続参戦する。

エクストリームEマシン「ODYSSEY 21」ダカールラリー2020にてCourtesy Of Xtreme E / MCH Photo

エクストリームEマシン「ODYSSEY 21」ダカールラリー2020にて

左からキャサリン・ボンド・ミュールWシリーズCEO、ジェイミー・チャドウィック(Wシリーズ2019チャンピオン)、ファーン・タウンエンド(ROKiTグローバルスポンサーシップマネージャー)Courtesy Of W Series Limited

左からキャサリン・ボンド・ミュールWシリーズCEO)、ジェイミー・チャドウィック(Wシリーズ2019チャンピオン)、ファーン・タウンエンド(ROKiTグローバルスポンサーシップマネージャー)

2020年FIA-F2選手権ロシア レース2のスタート直後の様子Courtesy Of Formula Motorsport Limited

2020年FIA-F2選手権ロシア レース2のスタート直後の様子

モータスポーツ以外にも明治安田生命Jリーグやプロ野球、プレミアリーグ、ラ・リーガ、セリエAなど130以上もの幅広いコンテンツを備える。特にサッカーや野球は充実しており、これらのファンにとってはDAZN一択だろう。

2021年に角田裕毅およびアルファタウリと契約を結ぶなど近年は独自コンテンツを拡充しており、決勝後の翌金曜にはレビュー番組「F1ラボ」を、週末直前の水曜にはコース紹介や攻略法を交えたプレビュー番組「WEDNESDAY F1 TIME」を配信。また特別企画として過去の名勝負を振り返る「Inside Track」やホンダF1特集、オフシーズンには海外ドキュメンタリーの日本語配信などが組まれる事もある。2021年のシーズン終了後には角田裕毅のF1デビューイヤーに密着した全6話のドキュメンタリーを順次配信する。

配信時間は公式サイト内の番組表ページで告知されるが、基本的にいずれのセッションも開始時刻と同時に、レースは開始40分前にストリーミングが開始される。

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4画面表示「F1 ZONE」

機能面での一番の特徴は、画面を4分割して様々なデータを表示する「F1 ZONE」だ。インターネット配信ならではの強みを活かした配信形態と言える。F1 ZONEで表示される4つのデータは以下の通り。

  • 国際映像
  • オンボードカメラ
  • 順位やタイム差が分かるライブタイミング
  • ドライバー紹介や予選順位などの追加情報

DAZNのマルチ画面配信システム「F1 ZONE」のキャプチャー

料金体系

登録最初の1ヶ月は完全無料。気に入らなければいつでも自由に退会できる。請求発生前に解約すれば費用は一切かからない。アンテナ設置などの別途費用は不要で、とにかく気軽に視聴できるのが魅力だ。

常にバックグラウンドで動画を垂れ流していたとしても1ヶ月1,925円。残念ながら、ドコモユーザー限定で提供されていた月額1,078円の「DAZN for docomo」プランは、2020年10月1日より月額1,925円へと引き上げられた。

月額費用 1,925円 (税込)
初回費用 なし (1ヶ月の無料体験期間有)
放映形式 ネット放送
放映対象 全22戦の全セッション

なお10ヶ月分の料金(19,250円)で12ヶ月視聴できるお得な「年間プラン」も用意されている。12ヶ月間で3,850円分お得だ。ただしDAZN for docomoユーザーは対象外。こちらも新規登録者の場合は1ヶ月分の無料期間がある。

支払い方法としては各種クレジットカードやデビットカード(VISA、MasterCard、JCB、AMERICAN EXPRESS、Diners Club)、PAYPAL、DAZNプリペイドカード、モバイルキャリア決済等に対応する。

また支払い方法による制限はあるものの、最大6ヶ月間に渡ってサービスを一時停止とする機能も用意されている。あらかじめ設定された利用再開日に自動的に再開するもので、一時停止期間中には料金が発生しない。

実況・解説

海外発のサービスだがF1の実況・解説は全て日本語。元F1ドライバーの中野信治氏やモータースポーツジャーナリストの小倉茂徳氏らが解説を担当し、実況はスーパーフォーミュラやSUPER GTなどJ SPORTSでもお馴染みのサッシャ、中島秀之の各氏らが務める。競合と比較すると解説や実況は初心者向けで丁寧な印象がある。

見逃し配信

基本的にレース後1週間程度は見逃し配信があるため、万が一リアルタイムで視聴出来なくとも安心。F1は世界各国で行われるため深夜や早朝にレースが行われる事も少なくなく、その意味でも見逃し配信は有り難い機能と言える。また各セッション後には、美味しいところだけをまとめたハイライト映像も配信される。

注意点

ストリーミングサービスの宿命であるが、回線状況やデバイス性能等によって遅延などの障害が発生する可能性がある。類似のF1ネット配信サービス元祖「Formula 1 on ZUME」は許容できない遅延・障害ぶりで視聴者の不評を買ったものの、後発のDAZNは精力的に対策を施じており、遅延の程度を示す”リバッファリング率”はフルシーズンを初めて放送した年の半年間で1.2%から0.2%まで低減。最近は目立った遅延はない。

パナソニックのビエラやSonyのブラビア等に代表されるスマートテレビの他、「Apple TV」や「Chromecast」や「Amazon Fire TV」に対応しているため、これを別途購入することで、自宅のテレビ画面でDAZNを楽しむことも出来る。

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2:フジテレビNEXTライブ・プレミアム

スカパー・フジテレビNEXTライブプレミアム

特徴

F1放送でお馴染みの川井一仁、森脇基恭、津川哲夫の他、現役トップドライバーの松田次生、元ブリジストンタイヤ開発本部長の浜島裕英ら、モータースポーツ界の著名人が解説陣を務める。

ウリはインターネット配信サービスとは異なり遅延が発生せず安心・確実にレースを視聴できる点。これは他には代えがたいストロングポイントだ。「総集編」や「F1レジェンド」、「F1 GPニュース」といった関連番組が見れるのも魅力の一つ。

スカパーでの契約者には「スカパー!オンデマンド」でのインターネット無料配信サービスが付帯。ライブ配信の他、各セッションと「F1 GPニュース」の見逃し配信が視聴できる。

1社単独放送の時代が長く続いてきたため胡座をかく部分も散見されたが、DAZNが参入してきた事でハッシュタグ「#f1fujinext」で質問を受け付けるなど、ファン目線でのサービス向上に努めている。

料金体系

以前は加入料として2,800円を支払う必要があったが、2017年10月1日に廃止された。

月額費用 1,749円 (税込)
視聴料:1,320円 + 基本料:429円
初回費用 0円
放映形式 CS放送
放映対象 全22戦の全セッション

4K放送がスタート

スカパーでは2019年よりフルハイビジョンの4倍の画素数で配信する4K放送が開始された。キメ細かな超高精細映像と5.1チャンネル・サラウンドの立体的な音響を楽しむ事が出来る。

放送内容は「フジテレビNEXT」と同じだが、フリー走行の4K放送はなく予選と決勝に限られる。放送チャンネルは「スカチャン1 4K(CS882、Ch.596)」と「スカチャン2 4K(CS 883)」となる。

当初は別途月額1,540円(税込)で提供されていたが、2021年より「フジテレビNEXT ライブ・プレミアム」契約者を対象に付帯サービスとして無料提供される事となった。

「フジテレビNEXT ライブ・プレミアム」非加入者には、決勝のみ単体で視聴できるPPV(ペイ・パー・ビュー)が提供されている。こちらは1レースあたり1,100円(税込)となる。

申し込みの流れ

  1. スカパーが映るかチェック
  2. WEBか電話で申し込み
  3. 30分後に視聴可能

自宅のテレビで「CS161」を選局し、映像が映るかどうかを確認する。後は、テレビに差し込んであるB-CASカードの番号を控えておき、WEBか電話で申し込む。申込みから約30分で視聴可能となる。

注意点

CSアンテナが必要。自宅にアンテナが設置されていない場合、別途アンテナ本体・工事費用が発生してしまう。ただ、家の間取り等によっては安価な室内型アンテナで受信することも可能、この場合工事は必要ない。卓上ブースターと呼ばれる電波増幅装置を併用すれば、大抵の環境では問題なく視聴できるだろう。

光回線を使った「ひかりTV」や「auひかり」なら、アンテナなしでフジテレビNEXTを楽しむ事もできる。

スカパー「フジテレビNEXT」

3:フジテレビNEXTsmart(ネクスマ)

フジテレビNEXT-Smartの公式サイト

特徴

「フジテレビNEXTsmart」はスマホやPC、タブレットなどでF1を視聴できるインターネット配信サービス。「フジテレビNEXTライブ・プレミアム」をスカパー!、J:COM、ひかりTV経由で加入していれば無料で本サービスを利用する事ができるが、単体契約の場合は月額1,320円(税込)が発生する。

2018年まではネクスマの単品契約ではF1放送は視聴できなかったのだが、2019年以降は単品契約でも視聴可能となり、フリー走行及び関連番組全てが生配信されている。ただし単体契約の場合は見逃し配信を視聴できない。見逃配信は次戦開催の先日まで。

料金体系

月額費用 1,320円 (税込)
初回費用 0円
放映形式 ネット配信
放映対象 全22戦の全セッション

注意点

先の説明通り単体契約の場合は見逃し配信が視聴できない点に注意が必要だ。その一方、スカパー!経由で「フジテレビNEXTライブ・プレミアム」に加入していれば、「スカパー!オンデマンド」を使って無料で見逃し配信を楽しめる。ネット配信を希望するのであればDAZNに利がある。加入のメリットを見出すのは難しい。

ストリーミング放送なので遅延などの障害が発生する可能性がある。ローンチ当初の2013年当時は使いものにならないくらい遅延がひどかったが、近年は然程気になるような遅延はない。

ネクスマは「スカパー!オンデマンド」や「ひかりTV」「FOD」を通して視聴できる。

開幕前F1テストの放送

シーズン開幕前のF1公式プレシーズンテストの模様は、一部の海外放送事業者や公式「F1 TV PRO」にてライブ配信されていきたがいずれも日本は対象外で、これまでシーズン前テストが日本で放送される事はなかったが、2021年はDAZNが全セッションを完全生配信した。

総括

ネット配信ならDAZN

レースは生で観戦してナンボ。緊迫したレースの途中で突然映像がフリーズしてしまう可能性のあるネット配信はオススメしにくいものの、近年の改善ぶりには目を見張る物がある。

ただし単体契約者向けの見逃し配信がない「フジテレビNEXTsmart」は価格以外に価値を見出すのが難しい。ネット配信サービスであれば贔屓目なしにDAZNをお薦めする。野球、サッカーなど他のスポーツのファンであれば尚更だ。

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