2019年からの導入が決定したリア・エンドプレート・ライトをテストするメルセデスAMG W09、バルセロナインシーズンテストにて
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FIA国際自連、2019年の暫定F1カレンダー及びレギュレーション変更を承認

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FIA国際自動車連盟は10月12日、世界モータースポーツ評議会(WMSC)において2019年フォーミュラ1世界選手権開催日程及び、2019年以降のF1レギュレーションにおける複数の変更点が承認された事を明らかにした。

8月に発行された暫定カレンダーからの変更はなく、来年のF1は3月17日のオーストラリアGPに始まり12月1日のアブダビGPで閉幕。今年と同じ全21戦が開催される。日本グランプリはシーズン第17戦として10月13日に三重県鈴鹿サーキットで行われる。

2019年F1カレンダー

ラウンド 決勝日時 グランプリ サーキット
開幕 オーストラリアGP アルバート・パーク・サーキット
2 バーレーンGP バーレーン国際サーキット
3 中国GP 上海国際サーキット
4 アゼルバイジャンGP バクー市街地コース
5 スペインGP カタロニア・サーキット
6 モナコGP モンテカルロ市街地コース
7 カナダGP ジル・ヴィルヌーブ・サーキット
8 フランスGP サーキット・ポール・リカール
9 オーストリアGP レッドブル・リンク
10 イギリスGP シルバーストン・サーキット
11 ドイツGP ホッケンハイムリンク
12 ハンガリーGP ハンガロリンク
13 ベルギーGP スパ・フランコルシャン
14 イタリアGP モンツァ・サーキット
15 シンガポールGP マリーナベイ市街地コース
16 ロシアGP ソチ・オートドローム
17 日本GP 鈴鹿サーキット
18 メキシコGP エルマノス・ロドリゲス・サーキット
19 アメリカGP サーキット・オブ・ジ・アメリカズ
20 ブラジルGP インテルラゴス・サーキット
最終 アブダビGP ヤス・マリーナ・サーキット

2019年F1レギュレーション変更点

今季3度目となる世界モータースポーツ評議会で承認された来季レギュレーションの変更点は以下の通り。

  • セーフティーカーからのリスタート時におけるオーバーテイク可能タイミングの明確化
  • グランプリ開始時の車両検査の責任の所在を各チームとする
  • レース終了の合図を、チェッカーフラッグとをチェッカーライトパネルの2つで実施する
  • 後方視界の確保のため、ミラーに関する規約を変更し、リヤウイング高を変更
  • テレビ視聴体験の向上のために、オンボードカメラに関する規約を変更
  • 雨天時の安全性向上を目的として、リヤウイングのエンドプレートにライトを導入
  • コックピットからの脱出効率を改善するため、ハロのフェアリングに関する規約を修正

2019年からの導入が決定したリア・エンドプレート・ライトをテストするメルセデスAMG W09、バルセロナインシーズンテストにて
© Mercedes、リア・エンドプレート・ライトをテストするメルセデスAMG W09、バルセロナ・インシーズンテストにて

なおその他には、2020年以降の規約変更点としてガレージ内作業禁止門限(カーフュー)が現行の8時間から9時間へと増加。作業時間を1時間削減する事が決定した。