2018年F1フランスGP予選でポールを獲得したメルセデスのルイス・ハミルトンcopyright Mercedes AMG

ハミルトン快勝!1周目に複数クラッシュが発生…ガスリーは無念リタイヤ / F1フランスGP《決勝》結果とダイジェスト

  • Published: Updated:

2018年FIA F1第8戦フランスGP決勝レースが現地6月24日(日)に行われ、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンがパーフェクトゲームを展開、ポール・トゥ・ウインを決めた。2番手にはレッドブルのマックス・フェルスタッペン、3番手にはフェラーリのキミ・ライコネンが続き、6番グリッドから表彰台へと上り詰めた。

降水確率60%、雷を伴う激しい雨が予想されるも最後まで雨粒がコースを濡らすことはなく、南仏プロヴァンスのポール・リカール・サーキット上空には青空が広がった。レースは気温25℃、路面温度47℃のドライコンディションでグリーンフラッグ。ニコ・ヒュルケンベルグ(Renault)とセルジオ・ペレス(Force India)はライバルの裏をかき黄色ソフトタイヤで、トロロッソ・ホンダ勢はピエール・ガスリーが赤色スーパーソフト、ブレンドン・ハートレーは紫色ウルトラソフトを履き最後尾からスタートした。

オープニングラップでは立て続けに複数のクラッシュが発生。母国レースのガスリーが同郷のエステバン・オコン(Force India)のリアに接触しマシンが大破。二人のフランス人ドライバーは1周も走り終える事なくレースを終えた。飛散したデブリの影響か、フェルナンド・アロンソとウィリアムズの2台もピットへと向かい、最も硬いコンパウンドにタイヤチェンジ。開始早々にセーフティーカーが出動、6周目にようやくリスタートした。

3番手スタートのセバスチャン・ベッテルは直後のターン1で2番グリッドのバルテリ・ボッタスと接触。共にマシンにダメージを負い予定外のピットイン。両者はハード側のソフトタイヤに履き替え、グリッド最後尾の17・18番手でコースに復帰した。この一件は審議の対象となりベッテルに対して5秒ペナルティが科されるも、怒涛のオーバーテイクを繰り返し、僅か10周で6番手にまで挽回。最終的にベッテルは5番手、ボッタスはフロアにダメージを負いながらも7番でチェッカーを受けた。

ガスリーが無念のリタイヤを喫したことで、トロロッソ・ホンダに対する期待を一手に背負ったブレンドン・ハートレーであったが、タイヤ戦略がハマらずペースも不足。入賞圏内とは程遠い14位でレースを終えた。

同じく片方のマシンを失ったフォース・インディアは、セルジオ・ペレスがパワーユニット関連の問題を訴え27周目にストップ。ガレージへと運び込まれ、2台揃ってリタイヤを喫した。

残り3周、6番手を走行していたカルロス・サインツ(Renault)が「パワーがない!頼むよ。。」と悲痛な叫びを上げるも、ERS関連のトラブルか、速さを失いながらも何とかゴールラインまでマシンを運び8位入賞を果たした。ルノー勢はヒュルケンベルグが9位、母国レースで見事ダブルポイントを獲得した。

サインツが悲鳴を上げた翌周、大量のフラットスポットを作りながらもコース上に留まり続けていたランス・ストロール(Williams)が、高速コーナーのシーニュを走行中にタイヤをバーストさせクラッシュ。VSCがコールされた。チームメイトのセルゲイ・シロトキンは15位フィニッシュ。ウィリアムズは序盤から続く悪い流れを止めきれなかった。

マクラーレン勢は予選に引き続きバッドリザルト。ストフェル・バンドーンは12位完走、フェルナンド・アロンソは17番手最後尾を走行していたファイナルラップでマシントラブル。左リアのサスペンションを破損し、チェッカーを受けることなくピットレーンへとクルマを戻した。

F1フランスGP特集