メルセデスAMG W09 ルイス・ハミルトン車copyright Mercedes AMG

新PU投入のメルセデスが1-2、トロロッソ・ホンダ勢は8番手と好発進 / F1フランスGP《FP1》結果とダイジェスト

  • Published:

第8戦F1フランスGP初日金曜1回目のフリー走行が現地6月22日にポール・リカール・サーキットで行われ、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンが1分32秒231のトップタイムを記録した。

2番手には0.140秒差でチームメイトのルイス・ハミルトン、3番手にはレッドブル・レーシングのダニエル・リカルドが続いた。新スペックかどうかは現時点では不明だが、メルセデス勢は新しいICE(内燃機関)、ターボチャージャー、MGU-Hを2台のマシンに投入。詳細はFP2で公表される予定となっているが、恐らくは改良版の”スペック2″パワーユニットであるとみられる。

金曜のル・キャステレ村は気温25℃、路面温度45℃のドライコンディション。リキュールで名高いペルノ・リカール社の創業者の名を冠したサーキットは、プロバンス特有の青空で覆われた。セッションの経過とともに路面温度は大きく上昇。49℃にまで達した。

セッション開始直後から、風向きの変化によってターン6でコースオフするマシンが多発。”ミストラル”=南仏特有の強い北風の影響でダウンフォースを失い、スピンするドライバーが多く見られた。

セッション終了間際の残り3分のところでは、ザウバーのマーカス・エリクソンがターン12でクラッシュ。マシン後部からバリアに激突し、その後エンジンから出火。激しい炎がクルマを覆ったが、エリクソンは自力で脱出。事なきを得た。

トロロッソ・ホンダ勢は、無線トラブルに見舞われるもピエール・ガスリーがトップから1.454秒遅れの8番手と好タイムを記録。ブレンドン・ハートレーは同2.433秒の15番手という結果に終わった。ガスリーは中間の硬さのスーパーソフトタイヤでアタック。ガスリーを除くトップ10のマシンは全て一発のタイムで有利なウルトラソフトタイヤを履いていた。

トップ3に続いたのはスクーデリア・フェラーリ勢。スロースターターの跳馬は、キミ・ライコネンが4番手、選手権首位のセバスチャン・ベッテルが5番手につけた。6番手には母国レースのロマン・グロージャン(Hass)。地元ファンの期待を煽った。7番手にはマックス・フェルスタッペン(Red Bull)、僚友リカルドが好発進を決めた一方、ガレージに留まる時間が目立っていた。

マクラーレン勢にとっては厳しい週末のスタートとなった。ルマン24時間レースで初優勝を果たしたフェルナンド・アロンソは16番手、ストフェル・バンドーンは19番手とグリッド後方に。予選Q1敗退のポジションだけに、FP2以降でマシンを着実に仕上げていく事が求められる。

F1フランスGP 2回目のフリー走行は、日本時間6月22日(金)23時からスタートする。

F1フランスGP特集