
2025年F1イタリアGP《予選》ハイライト動画:マックス、初のモンツァポール!角田も伊キャリアベスト
現地時間9月6日(土)、2025年F1第16戦イタリアGPの公式予選が行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がモンツァで自身初となるポールポジションを獲得した。今季5回目のポールは、平均時速264.681kmというF1史上最速ラップで飾られた。
マクラーレン勢はわずかに及ばず、ランド・ノリスが0.077秒差の2番手、オスカー・ピアストリは0.190秒差の3番手にとどまった。
角田裕毅は3戦ぶりにQ3へ進出し、10番手をマーク。だが自身の希望に反してトウを得られない集団の先頭で最終ラップを走らざるを得なかったことに不満を口にした。パルクフェルメではステアリングを激しく叩く仕草を見せ、苛立ちを隠せない様子だった。それでもこの日の結果は、モンツァでのキャリアベストとなった。
フリー走行3:ハイライト動画
セッション中盤、フェルスタッペンとエステバン・オコン(ハース)がトラックポジションをめぐって火花を散らした。フェルスタッペンは第1シケインで前に出るも、その出口で抜き返され、「本当に嫌なやつだ」と無線で吐き捨てた。そして直後の第2シケインに向けて再び前に出ると、オコンをブロックし返した。
予選:ハイライト動画
フェラーリは熱狂的なティフォシの声援を背に最前列を狙ったが、シャルル・ルクレールは4番手、ルイス・ハミルトンは5番手と、ポール争いに絡めなかった。
メルセデス勢は他とは異なる戦略を選び、Q1をミディアムタイヤで開始した。ジョージ・ラッセルが驚きのトップ通過を果たしたものの、ソフトに履き替えたQ2以降は上位争いに加われず、最終的に5番手に甘んじた。
さらに無線での意思疎通に誤解が生じ、Q3では自身の想定に反してソフトタイヤを履かされる展開となり、本来のパフォーマンスを発揮できなかったと不満をもらした。
決勝レースは日本時間9月7日(日)22時にフォーメーションラップが開始され、1周5,793 mのモンツァ・サーキットを53周する事でチャンピオンシップを争う。セッションの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。