ザウバーF1に23歳美人女性ドライバー就任
2017年2月28日、ザウバーF1チームはコロンビア出身の女性ドライバー「タチアナ・カルデロン」が開発ドライバーとしてチーム入りしたことを発表した。カルデロンは12歳でカートを始め、イギリスF3、欧州F3などを経てのザウバーとなり、同時に同チームのヤングドライバー開発プログラムを提供する。
チーム代表のモニシャ・カルテンボーンは「ザウバーの一員としてタチアナを迎え入れることを大変うれしく思います。我々は、レースの知識とスキルをさらに向上させるための専門的なプラットフォームをタチアナに提供していきます。私は彼女の将来のキャリアのために、モータースポーツのノウハウを数多く提供できると確信しています」と公式リリースにてコメント。開発ドライバーとしてというよりも、若手育成の一環としてのチーム入りであることを強調した。
資金難対策としての加入?
カルデロンは「ザウバーF1チームに開発ドライバーとして参加することをとてもうれしく思っています。この機会を与えてくれたモニシャとチームに感謝したいと思います。」としながらも、「エスクーデリア・テルメックスにも感謝しています。このような確立されたF1チームと協力し、長い経験から恩恵を受けられうことに感謝します。私はチームと一緒に働きできる限り多くを学びたいと思っています。それは私の夢に一歩近づきますし、いつかはF1で戦うことになるでしょう!」とコメント。
テルメックスといえば、セルジオ・ペレスやエステバン・グティエレスを支援していることでF1では名を知られている。資金難が伝えられるザウバーに対し、テルメックス側がアプローチしたのではないかとの憶測がなされる。