タチアナ・カルデロン
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タチアナ・カルデロン

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タチアナ・カルデロンは、コロンビア出身の女性レーシングドライバー。12歳でカートを始め、イギリスF3、欧州F3などを経て2017年、23歳でザウバーF1チームの開発ドライバーに就任した。英語、ドイツ語、スペイン語を操る美しき女性バイリンガル・ドライバー。メキシコの大手通信業者テルメックスからのスポンサードを受け、F1デビューを目指している。

2013年に出場した英F3シリーズでは、英国モータースポーツ史上、女性として初めて表彰台に上がった。また、2018年10月30日には、メキシコで行われたザウバーF1チームのプロモーションイベントに参加。2018年仕様のザウバーC37で23周、約100kmを走行し、ラテンアメリカ出身の女性ドライバーとして初めて公式の場でF1マシンを走らせた

タチアナ・カルデロン
©sauberf1team.com

2019年はBWTアーデンからFIA-F2選手権に参戦。女性初のF2ドライバーが誕生した。

人物

姉と3歳下の弟を持つ5人家族の次女として生まれる。姉のパウラがマネージャーを務めている。

幼少期にはサッカーや乗馬、テニスなど様々なスポーツに挑戦。モータースポーツのキャリアをスタートさせたのは9歳の時だった。

主なキャリア

コロンビア国内のシリーズで活躍した後、2012年にシングルシーターデビューを果たすと同時に海外へ。2016年にはGP3シリーズ、2019年にはFIA-F2選手権へのステップアップを果たし、2020年はスリーボンド・ドラゴコルセから全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦した。

2005年
カートを始める
2011年
プロマツダ選手権6位
2012年
欧州F3にて9位
2013年
英F3にて7位
2014年
ヨーロッパF3選手権15位
2015年
F2000にて2位
2016年
GP3にて21位
2017年
ザウバーF1開発ドライバー
2018年
メキシコでF1マシンを初ドライブ
2019年
アーデンからF2に参戦
2020年
スリーボンド・ドラゴコルセからスーパーフォーミュラに参戦

写真ギャラリー

タチアナ・カルデロンのプライベート
©tatianacalderon.com

GP3に参戦するタチアナ・カルデロン
©tatianacalderon.com GP3時代

ユーロF1時代のタチアナ・カルデロン
©tatianacalderon.com ユーロF1時代

タチアナ・カルデロン
©tatianacalderon.com