トロ・ロッソ:クビアト「今年も良い思い出が作れなかった母国GP」2017年F1ロシアGP決勝後コメント
トロ・ロッソのカルロス・サインツとダニール・クビアトがロシアGPの決勝レースを終えてコメントを発表した。
サインツは前戦バーレーンGPで受けたペナルティーにより、3グリッド降格の14番手からスタート。10位でフィニッシュしてチームに貴重な1ポイントをもたらした。一方母国GPのクビアトは12位でフィニッシュ。早すぎるピットストップを選択したチームに不満が吹き出す場面もあった。クビアトは昨年もベッテルとの接触があったりと、母国GPで良い思い出を作るのはなかなか難しいようだ。
トロ・ロッソ:ロシアGP決勝後コメント
カルロス・サインツ
決勝:10位、予選:11位
「グリッドペナルティのせいで後方スタートだったから難しい決勝だったよ。でも今日はスタートも、最初の1周も、ピットストップも、戦略も、全部が上手くいったんだ。だから嬉しいよ!良いレースができたし14番手スタートから10位になれたから上手く巻き返せたね。10位は今週末できる最高の結果だったと思うよ」
「ピットストップの後は少し孤独だったね。ストロールとの差をコントロールするだけだった。上手く管理できたよ」
「今は次のバルセロナのレースが本当に楽しみなんだ。いつもとても上手くいくサーキットだし、母国グランプリは毎回すごく特別だよ。僕の応援スタンドがあるからたくさんの人が僕を支えてくれるし、週末の見どころにもなるだろうね」
ダニール・クビアト
決勝:12位、予選:13位
「今日のスタートは最高じゃなかったよ、少しタイムを失ってしまったんだ。ピットストップでなんとかマグヌッセンをかわしたけど、ストロールにアンダーカットされてしまった。第2スティントでは、ついてないことにたくさんブルーフラッグを出されて先頭の車たちを前に行かせたのでタイムを失ってしまったんだ」
「今日の午後、車から降りてすぐの僕のコメントはチームにとって少しきつ過ぎたかもしれないことを指摘しておきたい。腰を据えてエンジニアと話した後、なぜあんなに早くピットに呼んだのかを理解したよ。あの時はすごく難しい選択だったけど、先頭集団があんなに長くステイ・アウトすることは誰にもわからなかったからね」
「ポジティブだったのは、レースの終盤、周りに車のいない状況での走行は素晴らしかったってこと。まるで飛んでいるかのようだったよ!その理由を調べて次のレースにもつなげる必要がある」
2017年ロシアGPの詳しい模様については「F1ロシアGP《決勝》結果とダイジェスト」を参照されたい。