FIA、2018年 F1暫定カレンダーを発表 / ドイツとフランスが復活 全21グランプリに増加copyright fia.com

FIA、2018年 F1暫定カレンダーを発表 / ドイツとフランスが復活 全21グランプリに増加

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6月19日、スイスのジュネーブで開催されたFIA世界モータースポーツ評議会で、2018年のF1世界選手権のカレンダーが承認された。来シーズンは21のグランプリで構成される事が暫定発表され、フランスGPとドイツGPがF1に戻ってくる事が明らかになった。

開幕戦は3月25日のオーストラリアGP、最終戦は11月25日のアブダビGPと例年通り。F1日本グランプリは10月7日に三重県鈴鹿サーキットで開催される。連戦となるのは第2戦中国と第3戦バーレーン、欧州ラウンドのオーストリア、イギリス、ドイツは怒涛の3連戦が予定される。

フランスGPとドイツGPの復活

フランスGPはマニクール・サーキットで開催された2008年のグランプリ以来初めてのF1復帰となる。ただし、開催が予定されているのはマニクールではなく、ポール・リカール・サーキット。ポール・リカールはフェラーリのアラン・プロストが勝利した1990年のレース以来、実に27年間もF1から遠ざかっているコースである。

フォーミュラワン会長兼最高経営責任者のチェイス・キャリーは、来季のF1カレンダーが承認された事に触れ以下のように述べた。

「ドイツとフランスのグランプリが2018年に開催される事を誇りに思います。フランスは1950年に初めてF1世界選手権を飾った7つのレースのうちの1つであり、10年の時を隔ててF1にカムバックします」

来季は今シーズンよりも1つ多い全21グランプリが開催される。だが、F1経営陣は闇雲に新しいGPを開催することは望んでいない。キャリーによれば、多くの主催者候補からのアプローチがあったが、既存のGPをファンにとってより充実したイベントにしたいとの思惑からこれらを断ったと言う。これによりF1全体の利益が拡大すると考えられている。

キャリーはまた「全ての関係者が準備により多くの時間がかけられるように、我々は来シーズンのカレンダーを早期に確定する事を望んでいました」と語り、主催者側の負担軽減に努めている事を強調した。

なお、フランスGPとドイツGPの復活の背景には、FIA会長のジャン・トッドの意向が強く働いたと見られる。フランス人のトッドは次のように語った。

「FIAは、フランスとドイツのグランプリをカレンダーに戻したいと思っています。何故ならば、両者ともにスポーツで長きかつ豊かな伝統を持っているからです」

2018年暫定F1カレンダー

伝統の2つのグランプリの復活の他に目立った点としては、今年は4月の開催であったロシアGPが9月に変更された点が挙げられる。第2戦中国と第15戦シンガポールに関しては商業権所有者の承認待ちとなっており、正式発表までに日程等が変更される可能性がある。

ラウンド 日時 サーキット グランプリ
開幕戦 3月25日 メルボルン オーストラリアGP
第2戦 4月8日 上海 中国GP
第3戦 4月15日 サヒール バーレーンGP
第4戦 4月29日 バクー アゼルバイジャンGP
第5戦 5月13日 バルセロナ スペインGP
第6戦 5月27日 モンテカルロ モナコGP
第7戦 6月10日 モントリオール カナダGP
第8戦 6月24日 ポール・リカール フランスGP
第9戦 7月1日 シュピールベルク オーストリアGP
第10戦 7月8日 シルバーストーン イギリスGP
第11戦 7月22日 ホッケンハイム ドイツGP
第12戦 7月29日 ハンガロリンク ハンガリーGP
第13戦 8月26日 スパ・フランコルシャン ベルギーGP
第14戦 9月2日 モンツァ イタリアGP
第15戦 9月16日 シンガポール シンガポールGP
第16戦 9月30日 ソチ ロシアGP
第17戦 10月7日 鈴鹿 日本GP
第18戦 10月21日 オースティン アメリカGP
第19戦 10月28日 メキシコ メキシコGP
第20戦 11月11日 サンパウロ ブラジルGP
最終戦 11月25日 ヤス・マリーナ アブダビGP