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F1-70周年記念GP観戦ガイド:テレビ放送と天気…フジNEXTとDAZN配信スケジュール

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シルバーストーン・サーキットでの第2レース、2020 F1第5戦 70周年記念GP(EMIRATES FORMULA 1 70TH ANNIVERSARY GRAND PRIX 2020)が8月7日(金)から8月9日(日)までの3日間の日程で開催される。

同じシルバーストーンで行われた先週末のレースでは、予選でメルセデスが他を圧倒。決勝でもペースコントロールのレースを展開したが、2台共がレース最終盤、摩耗限界に達した左フロントタイヤの破損に見舞われた。

ポールシッターのルイス・ハミルトンはファイナルラップで3輪走行を強いられたが、時速230kmでハンガーストレートをかっ飛ばし、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)を5秒差に抑えて辛うじて勝利を掴み取った。2番手を走行していたバルテリ・ボッタスは入賞圏外に脱落した。

現地イギリスと日本の時差は8時間。開催時間はいずれも前戦イギリスGPと同じであり、全セッションが深夜や日中に被らず日本時間の日没から夜の時間帯にかけて開催される。大多数のファンは比較的リアルタイムで視聴しやすい事だろう。

2020年シーズンも地上波やBSでのテレビ中継は行われず、視聴に際しては有料放送か有料ネット配信サービスを利用する必要があるが、いずれも無料期間を設けているため上手く利用したい。

F1を見るための3つの方法

コース及びレース概要

シルバーストーン・サーキットのホームストレート

シルバーストーン・サーキットのコースレイアウト図、2019年版

シルバーストーン・サーキットで開催されるF1世界選手権グランプリレースは今回で55回目を迎える。F1が世界選手権化されて初めて行われたイベントは、遡ること70年前の1950年5月13日にシルバーストーンで開催されたイギリスグランプリだった。

トラック変更

先週末のダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)のクラッシュを受けて、ターン11のランオフエリア後方に全長約36mのタイヤバリアが設置された。また、ターン14のエイペックス側の縁石も、ターン13の出口方向に向かって30m延長されている。

なおクビアトのクラッシュは、右リアホイールのリムのオーバヒートが引き金となって発生したメカニカルトラブルだった。

ターン9とターン15の出口側の白黒縁石をカットして走行した場合はトラックリミットとなり、スチュワードによってラップタイムが抹消される点は前戦同様。

シルバーストーン・サーキット

注目ポイント

供給タイヤの変更

先週末のイギリスグランプリでは最も硬いレンジの3つのコンパウンドが投入されたが、今週末は割り当てが変更され、1段柔らかいC2、C3、およびC4コンパウンドが供給される。シルバーストーンはタイヤへの負荷が大きい。イギリスGPでは全てのチームが1ストップに取り組んだが、今回は計算上、最低でも2ストップが必要となる。

未だ未定、ストロールのチームメイト

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に感染して前戦を欠場したセルジオ・ペレス(レーシングポイント)が、英国政府のガイドラインに定められた7日間の隔離期間を消化。現在、参戦が可能かどうかを判断する最後の検査結果待ちとなっている

陰性であればペレスが一戦ぶりにレースに復帰する。陽性の場合はニコ・ヒュルケンベルグが代役を務める。

悩み事から開放されたボッタス

タイヤ破損によって前戦でノーポイントに終わったボッタスは、週末を前に2021年末までの契約更新を発表した。ポイントリーダーのハミルトンとの差は30点にまで拡大し、後方からはフェルスタッペンが6点差に迫っている。来季の心配から開放されたボッタスは、前戦の雪辱を果たしてチームメイトを倒せるだろうか?

週末の現地天気

執筆時点での天気予報では、金曜から日曜の現地は全て好天に恵まれる予報で、いずれも最高気温が30度程度にまで上がる事が予想されている。ただ、日曜日に関しては降水確率が20%と、午前中に雲の切れ間から多少雨が落ちる可能性が指摘されている。

先週末よりも暑いコンディションの中での週末に向け、レッドブル・ホンダのアレックス・アルボンは、ホンダ製F1パワーユニットが熱に強い事などを理由に前戦よりもメルセデスに接近できると予想している。

メルセデスは昨年の反省を活かし、より高い温度域でも正常に動作するようパワーユニットに改善を加えることで、クーリング性能を高めている。とは言え、W11を”ブラック・アロー”化するに際しては、メルセデスのエンジニアが熱吸収の大きな黒色にマシンを塗装する事を嫌がったとも伝えられており、程度の差こそあれ、今季も暑いコンディションを苦手としている可能性がある。

開催スケジュールと放送日程

70周年記念グランプリは3回のフリー走行と予選、そして決勝の全5セッションで構成される。FP1は日本時間8月7日(金)19時に開始され、決勝は8月9日(日)22時10分にフォーメーションラップを迎える。フジテレビ及びDAZNともに、フリー走行、予選、決勝の全セッションがノーカット生中継される。

フジテレビNextでは川井一仁、森脇基恭、津川哲夫の各氏が解説を務める。実況は小穴浩司アナウンサー。放送開始時刻は、フリー走行と予選はセッション開始10分前、決勝は昨年までと異なり30分前となる。

スポーツチャンネルDAZNでは、国際映像以外にもライブタイミングやオンボードカメラ映像を一つの画面で楽しめる「F1ゾーン」が決勝で配信される。下記はすべて日本時間。

セッション
開始時間
CS放送
フジテレビ
ネット配信
DAZN
FP1
8月7日(金)
19:00-20:30 18:50-
実況:小穴浩司
解説:森脇/津川
19:00-
FP2
8月7日(金)
23:00-24:30 22:50-
実況:小穴浩司
解説:森脇/津川
23:00-
FP3
8月8日(土)
19:00-20:00 18:50-
実況:小穴浩司
解説:森脇/川井
19:00-
予選
8月8日(土)
22:00- 21:50-
実況:小穴浩司
解説:森脇/川井
22:00-
決勝
8月9日(日)
22:10- 21:40-
実況:小穴浩司
解説:森脇/川井
22:10-

F1を見るための3つの方法

タイヤ選択

投入されるのは中間レンジのC2からC4コンパウンド。今季のコンパウンドは昨年型と全くの同一仕様となる。また、昨シーズンまでとは異なりアロケーションは全ドライバー共通の固定制で、ソフト8セット、ミディアム3セット、ハード2セットに固定される。

  • ハード: C2
  • ミディアム: C3
  • ソフト: C4

開幕8戦タイヤ配分

2019年イギリスGPのデータ

  • 優勝:ルイス・ハミルトン(Mercedes)
  • ウイニング戦略:1ストップ
  • リタイヤ:3台
  • ポール:バルテリ・ボッタス 1:25.093
  • オーバーテイク:23回

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