2019年のF1ピレリタイヤcopyright Pirelli & C. S.p.A.

ピレリ、”固定制”となった今季F1の新たなタイヤアロケーションを発表

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F1公式タイヤサプライヤーのピレリは、7月3日の開幕オーストリアGP初日を1週間後に控え、固定制となった2020年シーズンの新たなタイヤアロケーションを発表した。これは先週末の世界モータースポーツ評議会(WMSC)で批准された競技レギュレーション変更に基づくアクションだ。

今季は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で変則的なシーズンとなるものの、各週末に割り当てられるドライタイヤは例年通り合計13セットだ。しかしながら自由選択であったアロケーションは全ドライバー共通の固定制へと変更される。

従来はコースに持ち込まれるハード、ミディアム、ソフトの3種類のコンパウンドを好きな配分で受け取ることができたが、今シーズンは全てのドライバーがソフト8セット、ミディアム3セット、ハード2セットに固定される。これはこの度変更された競技規約の第24条にて規定されている。

  • ソフト(赤)…8セット
  • ミディアム(黄)…3セット
  • ハード(白)…2セット

改訂版カレンダーに掲載されているモンツァ・サーキットまでの8戦分の持ち込みコンパウンドは既に発表されており、硬いレンジのC1~C3が投入されるF1イギリスGP(シルバーストーンでの1戦目)とF1スペインGPの2戦を除く6戦は、C2~C4という標準的配分となる。

興味深いことに、F1サーキットの中でタイヤへの負荷が最も大きいコースの1つであるスパ・フランコルシャンでのレースでは、最も硬いC1コンパウンドは供給されない。