レッドブル・ホンダRB16Bでサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)を走るセルジオ・ペレス、2021年10月22日F1アメリカGPフリー走行2にて
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レッドブル前進、ペレス最速!フェルスタッペンは「ムカつく」とハミルトンにご立腹 / F1アメリカGP《FP2》結果とダイジェスト

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2021 F1第17戦アメリカGP金曜2回目のフリー走行が現地10月23日に開催され、レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスが1分34秒946を記録して初日をトップで締め括った。2番手には0.257秒遅れでマクラーレンのランド・ノリスが続いた。

2台の後ろにはFP1で1-2体制を築いたメルセデス勢が並んだ。ルイス・ハミルトンは3番手、6基目のICE(内燃エンジン)投入で5グリッド降格が決まっているバルテリ・ボッタスは4番手タイムをマークした。

サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)の展望台を背景にF1アメリカGP初日フリー走行を走るメルセデスのルイス・ハミルトン、2021年10月22日Courtesy Of Daimler AG

サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)の展望台を背景にF1アメリカGP初日フリー走行を走るメルセデスのルイス・ハミルトン、2021年10月22日

ハミルトンに6点差をつけドライバーチャンピオンシップ首位を走るマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)はフラストレーションをあらわにする場面が目についた。

まだ初日プラクティスながらも、タイトル争いを繰り広げる2人のドライバーはセッションが始まるやいなや、高低差31mのターン1に向けてホイール・トゥ・ホイールのバトルを繰り広げた

最終的にイン側を突いたハミルトンに対しフェルスタッペンは、静かなトーンながらも「ムカつく、馬鹿め」と非難し、ライバルに対して中指を立てるジェスチャーを見せた。レースエンジニアは「無視しろ、気にするな」となだめた。

また中盤のソフトでのフライングラップの際には、終盤セクションでトラフィックに阻まれ走行を断念。気を取り直して臨んだ2度目のラップでは、セクター1で全体ベストを出しながらも、再び計測を中断してピットに戻った。

フェルスタッペンは「なんでいつもトラフィックの中に出すんだ」とポジショニングに不満を訴えた。結局ソフトコンパウンドでアタックラップを終える事が出来ず、8番手でセッションを終えた。

なおハミルトンはトラックリミットにより最速ラップが抹消されての3番手だった。ただし記録が生き残っていたとしてもペレスとはコンマ1秒差であり、レッドブル・ホンダはライバルにコンマ9秒差を付けられたFP1を経て、RB16Bを上手く調整してきたように見える。

やや雲が多め広がったものの午後の現地オースティンも日差しに恵まれ、予選・決勝と同時刻帯のプラクティス2は気温29℃、路面36.2℃のドライコンディションでスタートした。

フェルナンド・アロンソはトラブルの影響により失われたFP1の走行時間を埋め合わせるべく、精力的に周回を重ねていたものの、残り3分というところでターン19でクルマのコントロールを失いTechProバリアに衝突。車体後部に若干ダメージを負ってピットに戻っていった。

アロンソは13番手、チームメイトのエステバン・オコンも11番手と、アルピーヌ勢は共にトップ10圏外という厳しい結果で初日を終えた。

ミッドフィールドではマクラーレン、フェラーリ、アストンマーチンの3チームによる激しいトップ争いが繰り広げられた。

2番手のチームメイトにコンマ2秒遅れながらも、ダニエル・リカルドはメルセデスの2台に続く5番手タイムを刻んだ。

グループCEOに就任したマーティン・ウィットマーシュが初めてガレージに姿を見せる中、アストンマーチンAMR21を駆るランス・ストロールは6番手をマーク。エンジン交換ペナルティで最後尾スタートとなるセバスチャン・ベッテルは、予選ではなく決勝を見据えてミディアムとハードでのロングランプログラムに集中。15番手でクルマを降りた。

FP1で好調を示したフェラーリ勢は、シャルル・ルクレールがストロールに1000分の11秒と迫る7番手を刻み、カルロス・サインツがアルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィを抑えて9番手を記録した。

リアに苦しむアルファタウリ・ホンダ勢はポジションを落とした。ピエール・ガスリーは12番手、角田裕毅は16番手で初日を終えた。

2021年F1第17戦アメリカグランプリ3回目のフリー走行は、日本時間10月22日(土)27時から1時間の日程で開催される。

Pos No Driver Team Time Gap Laps
1 11 セルジオ・ペレス レッドブル・ホンダ 1:34.946 24
2 4 ランド・ノリス マクラーレン・メルセデス 1:35.203 +0.257 20
3 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1:35.310 +0.364 22
4 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 1:35.360 +0.414 24
5 3 ダニエル・リカルド マクラーレン・メルセデス 1:35.457 +0.511 21
6 18 ランス・ストロール アストンマーチン・メルセデス 1:35.561 +0.615 25
7 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1:35.572 +0.626 23
8 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル・ホンダ 1:35.824 +0.878 23
9 55 カルロス・サインツ フェラーリ 1:35.919 +0.973 24
10 99 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ・フェラーリ 1:36.138 +1.192 26
11 31 エステバン・オコン アルピーヌ・ルノー 1:36.158 +1.212 23
12 10 ピエール・ガスリー アルファタウリ・ホンダ 1:36.242 +1.296 25
13 14 フェルナンド・アロンソ アルピーヌ・ルノー 1:36.376 +1.430 18
14 7 キミ・ライコネン アルファロメオ・フェラーリ 1:36.558 +1.612 25
15 5 セバスチャン・ベッテル アストンマーチン・メルセデス 1:36.718 +1.772 30
16 22 角田裕毅 アルファタウリ・ホンダ 1:36.983 +2.037 24
17 47 ミック・シューマッハ ハース・フェラーリ 1:37.041 +2.095 24
18 6 ニコラス・ラティフィ ウィリアムズ・メルセデス 1:37.254 +2.308 26
19 63 ジョージ・ラッセル ウィリアムズ・メルセデス 1:37.490 +2.544 21
20 9 ニキータ・マゼピン ハース・フェラーリ 1:38.026 +3.080 23

コンディション

天気
晴れ
気温
29℃
路面温度
36.2℃

セッション概要

グランプリ名
F1アメリカGP
セッション種別
フリー走行2
セッション開始日時

サーキット

名称
サーキット・オブ・ジ・アメリカズ
設立
2012年
全長
5516m
コーナー数
20
周回方向
反時計回り

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