
2025年F1スペインGP《予選》ハイライト動画:突如ピットレーンに大行列、角田は悪夢の最下位
2025年FIA-F1世界選手権第9戦スペインGP公式予選が5月31日に行われ、選手権リーダーのオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が今季4回目のポールポジションを獲得した。
予選:ハイライト動画
Q1では、各車が最終アタックに向かう中、フランコ・コラピント(アルピーヌ)がトラブルに見舞われピットレーンで停止する事態が発生。ファストレーン上に大行列が発生し、チェッカー前にラップを開始できるよう、複数のドライバーがアウトラップからペースを上げざるを得ない状況となった。
角田裕毅(レッドブル)は最終アタックで納得のいくラップを走り、自己ベストを更新したものの、結果は20番手最下位。2番手でQ2進出を果たした僚友マックス・フェルスタッペンとは0.587秒の差がついた。
フリー走行3:ハイライト動画
新たなフレキシブル・ウイング規制によってマクラーレンの勢いが抑えられるのでは、との見方もあったが、最終プラクティスでの圧倒的な1-2によって、その期待は完全に打ち砕かれた。
セッションを経るごとに後退していた角田は14番手に沈んだ。トップのピアストリからは1.505秒遅れ、僚友フェルスタッペンとの差も0.988秒と、この週末で最大のギャップを記録。無線では「かなりスライドしている」と報告した。
決勝レースは日本時間6月1日(日)22時にフォーメーションラップが開始され、1周4,657mのカタロニア・サーキットを66周する事でチャンピオンシップを争う。セッションの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。