ブレンドン・ハートレー
人物データ
名前 | ブレンドン・ハートレー / Brendon Hartley |
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国籍 | ニュージーランド |
出身地 | パーマストン・ノース |
居住地 | モナコ |
生年月日 | 1989年11月10日 / 35歳 |
身長 | 184cm |
体重 | 67kg |
F1デビュー | 2017年 |
カーナンバー | 28 |
WEBサイト | www.brendonhartley.nz |
SNS | twitter facebook instagram |
ブレンドン・ハートレーは、ニュージーランド出身のレーシングドライバー。トロロッソ・ホンダから2018年のF1世界選手権に参戦するも、チーム上層部は第6戦モナコGPを迎える前の段階で既に、ハートレーの後任探しをスタート。結局、FIA-F2選手権に参戦していたアレックス・アルボンにシートを奪われ、僅か1シーズンで契約を喪失した。
2019年はポルシェのワークスドライバーとスクーデリア・フェラーリのシミュレータードライバーを兼任しながら、ジェンソン・バトンの代役として、SMPレーシングからセブリング1000マイルレースとスパ・フランコルシャン6時間レースの2戦に参戦。WEC世界耐久選手権への復帰を果たす。
母国ニュージーランドではモータースポーツ界の英雄。マンスフィールド・サーキットに通じる一般道には「ブレンドン・ハートレー・ドライブ」という名がつけられている。参考:「ブレンドン・ハートレー街道」が誕生
物事を論理的に考える傾向が強いドライバーで、レースに関するコメントの数々はドライバーというよりもエンジニア的。感情と感覚に頼ってドライブするのではなく、どちらかと言えば頭を使って全体を俯瞰しながら冷静にステアリングを握るタイプと言える。
2018年1月、28歳の時に、長年のパートナーであるサラ・ウィルソンと母国ニュージーランドのワイヘケ島で結婚式を挙げた。趣味はサイクリング、嫌いなものはクモ。渡欧して以降参戦した全てのレースのパドックパスを集め大事に保管している。
主なキャリア
モータースポーツ一家の生まれで、父ブライアンはフォーミュラ・アトランティック等で腕を鳴らしたドライバー。カート競技に熱中していた兄弟のネルソンの影響を受け、6歳の時にカートでキャリアをスタートした。母国F1ドライバーのクリス・エイモンの教えを受け、シングルシーターの道へ。
2014年よりポルシェからWEC世界耐久選手権のLMP1クラスに参戦、2015年にはマーク・ウェバーとティモ・ベルンハルトと共にWECチャンピオンに輝いた。2017年には世界三大レースの1つであるルマン24時間レースを制し、2度目のチャンピオンを獲得した。
2006年から2010年までレッドブルの育成ドライバーに加入。2017年に、カルロス・サインツのルノー移籍とピエール・ガスリーのスーパーフォーミュラ最終鈴鹿への参戦に伴って空白となったトロ・ロッソのシートを掴み、第17戦アメリカGPでF1デビューを果たした。1984年のマイク・サックウェル以来33年ぶりのニュージーランド人F1ドライバーの誕生であった。
ハートレーは、WECとF1とのマシンの違いについて「高速走行時のグリップ力が桁外れに違う」と語りその違いは小さくないと主張したが、初戦アメリカを13位で完走しWEC王者の力を見せつけた。参考:F1初走行を終えたハートレー「F1のグリップはWECより凄い!ショック」
- 2005年
- トヨタ・レーシング・シリーズ年間3位
- 2006年
- レッドブル育成ドライバーに就任
- 2007年
- ユーロカップ・フォーミュラ・ルノー2.0年間王者
- 2010年
- レッドブル育成アカデミー離脱
- 2015年
- ポルシェにてWEC年間チャンピオン
- 2017年
- ル・マン24時間レース優勝
トロロッソからF1デビュー - 2018年
- トロロッソでF1フル参戦するも一年で解雇
- 2019年
- フェラーリのシミュレータードライバーに就任
SMPレーシングからWECに復帰