2018年F2第9戦で表彰台に上がるアレクサンダー・アルボンcopyright FIA Formula 2

アレックス・アルボン

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人物データ

名前
アレックス・アルボン / Alexander Albon
国籍
タイ
出身地
イギリス
生年月日
1996年03月23日 / 23歳
身長
186cm
体重
74kg

アレックス・アルボン(アレクサンダー・アルボン)は、イギリス・ロンドン出身のタイ国籍を持つレーシングドライバー。身長はなんと186cm。2018年はDAMSからFIA-F2選手権に参戦。ポールポジション3回、表彰台8回、優勝4回を上げてチャンピオンシップ3位に輝いた。

シーズン5からフォーミュラEに新規参戦する日産e.damsは2018年9月20日、セバスチャン・ブエミのチームメイトとしてアルボンとの3年契約締結を発表。バレンシアで行われた公式テストに参加する予定であったがアルボンは姿を見せず、代わりにオリバー・ローランドが急遽ステアリングを握る事となった。

F1史上二人目のタイ人ドライバー

その後両者は契約を解消。2018年11月26日にトロロッソ・ホンダからF1デビューする事が正式発表され、1950年代初頭にマセラティで出走したビラボンセ・バヌデジ・バヌバンド王子以来初めてとなるタイ国籍のF1ドライバーが誕生した。

国籍はタイであるものの、英国ロンドンのポートランド病院で生まれ、イギリス・サフォーク州に位置するイプスウィッチ・スクールで基礎教育を受けた。これはキリスト教系の学校だが、本人は熱心な仏教徒。母親がタイ出身であるため、タイ国籍としてエントリーしている。

アルボンは、第二の母国とも言えるF1イギリスGPを前に、自身の国籍について次のように語っている。「僕はタイ人ドライバーとしてレース活動をしてきたし、自分の事をタイ出身のレーシングドライバーだと考えているけど、人生のほとんどを英国で過ごしてきたから、シルバーストーンは一種のホームレースと言って良いだろう」

主なキャリア

ルノー・クリオ・カップや英国ツーリングカー選手権(BTCC)、ポルシェ・カレラカップ・アジア等で活躍したレーシングドライバーの父ナイジェルの影響で、2005年(8歳)でキャリアをスタート。2011年の世界カート選手権2位を獲得した後、2012年にフォーミュラ・ルノー2.0でシングルシーター・デビューを果たした。

だが同年の成績は散々なもので、1ポイントも獲得できず全49名中チャンピオンシップ38位と低迷。同じ年、レッドブルのジュニアプログラムに迎え入れられたものの、僅か1年で放出された。

その後も同シリーズへの参戦を続け徐々に実力をつけると、シーズン3年目の2014年に表彰台3回、ポールポジション1回を獲得し、チャンピオンシップ3位を獲得。2015年にはFIA ヨーロッパF3選手権に、翌2016年にはARTグランプリからGP3シリーズにステップアップし、年間2位に輝いた。

2017年のFIA-F2選手権第11戦アブダビで表彰台に上がったプレマレーシングのシャルル・ルクレールとARTグランプリのアレックス・アルボン
2017年のFIA-F2選手権第11戦アブダビで表彰台に上がったプレマレーシングのシャルル・ルクレールとARTグランプリのアレックス・アルボン

2017年には同じくARTグランプリからFIA-F2選手権に参戦。松下信治のチームメイトとして20戦を戦い選手権10位でルーキーイヤーを終えた。

2014年
KTRからユーロカップ・フォーミュラ・ルノー2.0に参戦、3位
2016年
ARTグランプリからGP2に参戦、2位
2018年
DAMSからF2選手権に参戦、3位
2019年
トロロッソ・ホンダでF1デビュー

F1ドライバーを志したきっかけはミハエル・シューマッハ。「熱狂的なフェラーリファン」を自認するアルボンは、2002年のF1イギリスGPでフェラーリのホスピタリティに行く機会を得て、優勝を果たしたシューマッハと2位表彰台を獲得したルーベンス・バリチェロと対面。以来「ハードコアファン」なのだという。

写真

アレクサンダー・アルボン

ARTグランプリのジョージ・ラッセルとDAMSのアレックス・アルボン、2018年アブダビ

ARTグランプリのジョージ・ラッセルとDAMSのアレックス・アルボン、2018年アブダビ