アレックス・アルボン、日産e.damsを離脱…トロロッソ・ホンダでのF1デビューが更に濃厚に
アレックス・アルボンが日産e.damsとの契約を解消し、2018/19シーズンのフォーミュラEへの参戦を取りやめる事が明らかになった。詳細は11月30日に東京で行われる日産e.damsのローンチイベントで明らかにされる見通しだ。
今年12月にサウジアラビアで開幕を迎える電動フォーミュラ選手権に、ルーキーとして参戦する事が発表されていたアレックス・アルボンだが、トロロッソ・ホンダの来季ドライバーとして白羽の矢を立った事で、ブレンドン・ハートレーに代えて来季ファエンツァのチームでF1デビューする事が確実視されていた。
カラファットで行われた次世代FEマシンのテストの際、アレックス・アルボンはエントリーリストに名があったものの実際にドライブすることはなく、セバスチャン・ブエミだけが周回を重ねた。最終的に26歳の英国人ドライバー、オリバーローランドが代わりにステアリングを握り、アルボンのF1入りの憶測が過熱していた。
スクーデリア・トロロッソのフランツ・トスト代表は、12月より前に来季ラインナップを発表する計画はないと明かしており、今季最終アブダビGPが閉幕した現時点でなお、来シーズンのダニール・クビアトのチームメイトを発表していない。
第5シーズンのフォーミュラEには、BMW i Andrettiからアレックス・シムズが、Geox Dragonからはマキシミリアン・ギュンター、HWAからはゲイリー・パフェットとストフェル・バンドーン、Venturiからはフェリペ・マッサ、そしてMahindra Racingからはパスカル・ウェーレインが、それぞれルーキーデビューする事が決定している。