ゲルハルト・ベルガーと田辺豊治。2018年F1オーストリアGPでの再会
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ホンダF1「全開率が高くエンジンパワーが重要な一戦…万全を期す」

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ホンダF1の田辺豊治テクニカル・ディレクターが、2018年FIA F1世界選手権第10戦イギリスGPに先立って意気込み語った。

戦いの舞台となるのはイギリス空軍飛行場の跡地に建設されたシルバーストン・サーキット。1周5,891mのコースには低・中・高速のあらゆるタイプのコーナーが混在。カレンダー屈指のテクニカル超高速サーキットとして知られる。

また、シルバーストンは英国ファクトリーがあるミルトンキーンズから近く、ホンダにとっては特別なサーキットであり第二の母国レースとなる。

全開率が高くエンジンパワーが重要な一戦…万全を期す

田辺 豊治ホンダF1現場責任者

今回は3連戦最後となる英国でのレースとなります。ホンダはF1参戦第2期にラングレー、第3期にブラックネル、現在はミルトン・キーンズと、最前線基地とも呼べる拠点を英国に置いてきました。したがって、英国GPは日本GPと同じく我々ホンダのホームレースと言えます。

現在レースチームの拠点となっているミルトン・キーンズでは、パワーユニットのメンテナンスやエンジンベンチでのテストに加え、バッテリーパックの開発も行っています。今回のレースには、それらの開発に関わる同僚やその家族、友人などが応援に来てくれる予定です。そして、同じく英国にあるHondaの欧州本社や研究所、スウィンドン工場からも多くの仲間が来てくれます。

今回のレースの地となるシルバーストン・サーキットは、スロットル全開率が65%近く、PUのパワーが重要となる高速サーキットです。また、ストレートでの戦闘力を得るためのエネルギーマネジメントなども併せて重要となります。

ここ2戦は難しい戦いが続きましたが、3連戦の最後となるシルバーストンではホームの観衆にいいレースを見てもらえるように、万全の準備をして臨みたいと思います


昨年のグランプリでは、ルイス・ハミルトンが優勝。2位にバルテリ・ボッタスが続きメルセデスが1-2の圧勝。3位にキミ・ライコネン(Ferrari)という結果だった。

F1ギリスGPは日本時間2018年7月6日(金)18:00からのフリー走行1で幕を開ける。

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