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驚異1.9秒…レッドブル・ホンダ、英国GPでF1史上最速ピットストップ記録を更新
シルバーストン・サーキットで開催された2019年のF1イギリスGPで、レッドブル・ホンダがピットストップ作業で1.9秒の新記録を樹立。これまでウィリアムズが保持していたDHLファステスト・ピットストップ記録を0.02秒縮めた。
イギリスの名門ウィリアムズは、2016年にバクー市街地コースで開催されたF1ヨーロッパGPで、1.92秒という作業時間でフェリペ・マッサをコースへと送り出し、史上最速のピットストップ記録を打ち立てた。
あれから3年、レッドブルのガレージは、12周目にピットインしたピエール・ガスリーに対して、僅か1.9秒という静止時間内に4輪全てのミディアムタイヤを取り外し、これを新品ハードへと付け替えた。ガスリーはその後、40周に渡ってこのコンパウンドをマネジメントし続け、キャリア最高位タイの4位フィニッシュを飾った。
この日はマックス・フェルスタッペン側のクルーも見事な作業を披露し、1.96秒を記録。1-2フィニッシュを飾った事で、レッドブル・ホンダは2019シーズンの最速ピットストップ・アワードでの総得点を266ポイントへと伸ばし、2位ウィリアムズに78ポイント差をつけた。