レーシングヘルメットを被るスクーデリア・フェラーリのセバスチャン・ベッテル、F1イギリスGPにてcopyright Ferrari S.p.A.

F1イギリスGP:ベッテル、自身の非を認める「フェルスタッペンとのクラッシュの件は僕のミス」

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スクーデリア・フェラーリのセバスチャン・ベッテルは「あれは僕のミスだった」と語り、F1イギリスGP決勝レースで発生したクラッシュは、自身の責任だと認め謝罪の言葉を口にした。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが英国グランプリでの2位表彰台に狙いを定めた瞬間、マシンのリアに衝撃が走った。

激しい表彰台争いを繰り広げていた両者。フェルスタッペンは徐々にベッテルとの差を詰め、38周目にオーバーテイク。ポジションを落としたベッテルは、即座に背後へとまわり、スリップストリームを得てテール・トゥ・ノーズに持ち込んだ。だがブレーキのタイミングを見誤り、フェラーリSF90は真っ白なタイヤスモークを上げて、フェルスタッペンのリアに衝突した。

ベッテルはイン側に飛び込む余地があると考えたが、あまりにも接近し過ぎてしまった結果、両者は不本意にも接触。ヴィタントニオ・リウッツィらレーススチュワードは、ベッテルに10秒ペナルティーを科す裁定を下した。ベッテルは無線で次のように語った。

「あの件については申し訳なく思う。イン側を取ろうとした後、彼がもう一度動いたように思ったけど、結果的には僕のミスだった」

15位でフィニッシュしたベッテルは、パルクフェルメへとクルマを止めたフェルスタッペンの元へと立ち寄り、握手で謝罪の気持ちを伝えた。フェルスタッペンは、「フィニッシュ出来る確信が持てないままにドライブを続けた」「リアが死んでいた事を思えば、5位でチェッカーまで行けて満足」と語った。

ベッテルはレース後にSky Sportsのインタビューに応え、自身の「手違い」を認めた。

「僕のミスだった。僕を追い抜いた後、彼は若干ワイドに膨らんだ。僕はそこにポジション挽回のチャンスを見出した」

「その後、彼は右の方へと寄っていき、僕は左側に飛び込むスペースを見つけた。でもドアが開くことはなく、それに気付いた時には既に遅かった。僕はクラッシュしてしまった」

「レッドブル・ホンダと僕らは本当に拮抗している。(クラッシュがなかったとしても)マックスに勝つのは難しかったかもしれない。今日のレースで勝てたとは思わないけど、ポイントすら取れず残念だ」

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