ピットストップ作業を行うスクーデリア・トロロッソのガレージ、F1イギリスGP決勝レースにてcopyright Getty Images / Red Bull Content Pool

トロロッソ・ホンダ、PUトラブルでW入賞逃す「悔しい」とアルボン / F1イギリスGP《決勝》

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2019年F1第10戦イギリスGP決勝レースに挑んだトロロッソ・ホンダは、17番グリッドのダニール・クビアトが9位入賞を果たした一方、ポイント圏内9番手からスタートしたアレックス・アルボンは、メカニカルトラブルのために順位を落とし、12位でチェッカーフラッグを受けた。

アルボンのマシンの襲ったのはエンジントラブル。ホンダF1の田辺豊治テクニカル・ディレクターは「データ上でパワーユニットの高圧電力系に問題が発生している事が確認されたため、チームに対して安全上のリスクから2回目のピットストップは得策ではないと伝えました。この問題については慎重に分析する予定です」と語った。

アルボンはファイナルラップで10番手を走行していたものの、39周が経過したミディアムタイヤは既に限界を迎え、ルノーのニコ・ヒュルケンベルグとマクラーレンのランド・ノリスにゴボウ抜きにされてしまった。

不運な形でダブル入賞のチャンスを失ったものの、クビアトが持ち帰ったチャンピオンシップポイント2点によって、トロロッソ・ホンダはコンストラクターズランキングでハースを抜き去り8番手に浮上。7位レーシングポイントに対して2点差に迫った。

トロロッソ・ホンダ:F1イギリスGP決勝

アレックス・アルボン決勝: 12位, グリッド: 9番手

タイヤマネジメントをしながらの難しいレースだった。セーフティカーのタイミングが良い方向に働いたドライバーもいれば、そうじゃなかったドライバーもいたわけだけど、僕はマシンに問題があったため、ピットインも出来ないし、マシンに触ることも出来ず、周りの連中がタイヤ交換をする中、ステイアウトしなきゃならなかった。

ストレスが溜まるレースだったけど、たまにはこういった事もあるんだって自分に言い聞かせて、次戦に向けて気持ちを切り替えたい。

ダニール・クビアト決勝: 9位, グリッド: 17番手

本当に満足さ。正直、後方グリッドからのスタートだったから、あまり期待してなかったんだ。今週末は終始リズムがつかめず、マシンバランスにも苦戦していたけど、今日という重要な日にマシンのポテンシャルをすべて引き出すことができた。

昨日、セットアップの方向性を見つけられたおかげで、クルマの感触がグッと良くなったんだ。レース終盤はキミ(ライコネン)との8番手争いのバトルを楽しめたけど、残念ながら残り周回数が足りず、仕掛けるチャンスがないままにチェッカーになってしまった。最近は悔しいレースが続いていたから、今回盛り返して2ポイント獲得できて良かったよ。


52周で争われた決勝レースでは、フロントロウ2番グリッドからスタートしたメルセデスのルイス・ハミルトンが、キャリア通算80勝目を上げた。2位はポールシッターのバルテリ・ボッタス。3位表彰台にはフェラーリのシャルル・ルクレールが滑り込んだ。

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