F1サンパウロGP決勝レースに向けてアルファタウリ・ホンダAT02に乗り込む角田裕毅、2021年11月14日インテルラゴス・サーキットにて
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角田裕毅、2点のペナルティポイント…F1サンパウロGP決勝でのストロールとの接触で

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F1サンパウロGPのスチュワードはアルファタウリ・ホンダの角田裕毅に対して、スーパーライセンスに付帯するペナルティポイントを2点加算した。過去12ヶ月間の累積点は6点に達した。

14日にインテルラゴス・サーキットで行われた決勝レースで角田裕毅は、4周目のターン1でランス・ストロール(アストンマーチン)のイン側に飛び込んだ際、接触した。

この事故の影響で角田裕毅はフロントウイングにダメージを負って早期のピットストップを余儀なくされた。ストロールの方はフロアが損傷。47周目にリタイヤした。

ティム・メイヤー、マッテオ・ペリーニ、ヴィタントニオ・リウッツィ、ロベルト・モレノから成る4名の審判団は証拠映像を確認し、衝突の責任は角田裕毅にあると判断。10秒ペナルティと合わせてペナルティポイントを科した。累積12点で1レースの出場停止となる。

角田、10秒裁定「本当に馬鹿げている」

スチュワードは裁定について、角田裕毅のブレーキングは「遅すぎ」であり「楽観的な仕掛け」だったと指摘して、事故の責任は「全面的」に角田裕毅にあると説明した。

ストロールがDNFに終わった一方、角田裕毅は最後までレースを走り切ったものの、入賞圏内15位でヘルメットを脱ぐ事となった。

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