シェイクダウンを行うウィリアムズFW43、カタロニア・サーキットにてcopyright Williams

「ショックだ…」ウィリアムズと別れたROKiT、メルセデスに鞍替えか?

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去る5月29日にウィリアムズとのタイトルスポンサー契約の解消が発表されたROKiTが、7月5日のオーストリアGPでのシーズン開幕を前に、メルセデスAMGと契約を締結する見通しであると複数の欧州メディアが報じた。

携帯電話事業と無線LAN事業の2つのビジネスを手がけるROKiTは、昨年7月に英国グローブのチームとの冠スポンサー契約を5年延長し、2023年までとする事を発表したものの、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によるロックダウン中に突如として解約を解除した。

理由は明らかにされていないものの、ROKiTは同じくタイトルスポンサーを務めているベンチュリ・フォーミュラEチームとの関係を継続しており、他のスポンサー契約に変更はない。

RaceFansは「我々と長期的な関係を築いてきたチーム(メルセデス)がROKiTと契約したわけで、ショックとしか言いようがない」とのウィリアムズ関係者の話を伝えた。ウィリアムズは1.6リッターV6ハイブリッド・ターボエンジンが導入された2014年以降、一貫してメルセデス製F1パワーユニットを搭載している。

9度に渡ってコンストラクター選手権を制したかつての名門チームは昨年、2年連続でチャンピオンシップ最下位に終わり、F1関連の収益は2018年度の1億3,070万ポンド(約173億円)から9,540万ポンド(約126億円)へと減少。利益も1,010万ポンド(約13億円)の赤字へと転落した。

現在ウィリアムズはチーム存続の危機に立たされており、投資銀行の「アレン・アンド・カンパニー」と「ラザード」を共同ファイナンシャル・アドバイザーに任命し、チームの売却を含むあらゆる選択肢を評価している。