Courtesy Of Williams
F3準優勝ザック・オサリバン、F1アブダビFP1でウィリアムズをドライブ…若手テストではコラピントと分担
ウィリアムズ・レーシングは2023年のF1最終アブダビGPのFP1で、アカデミー・ドライバーのザック・オサリバンを起用し、レギュレーションが定める若手起用義務を消化する。
4勝、ポール1回、表彰台1回を獲得して2023年のFIA-F3選手権ランキング2位に輝いた18歳のイギリス人ドライバーは、ヤス・マリーナ・サーキットでアレックス・アルボンのFW45を借り受け週末デビューを果たす。
2022年以降、F1のレギュレーションは各チームに対し、グランプリ参戦2戦以下のドライバーを年に2回、フリー走行で起用する事を義務付けている。
F3での活躍により名誉あるオートスポーツBRDCヤング・ドライバー・オブ・ザ・イヤーを勝ち取ったオサリバンはまた、アブダビでの週末後に同地にて行われるポストシーズンテストで、同じくアカデミー所属のフランコ・コラピントとドライビングを分担する。
オサリバンはARTグランプリから、今季F3でランキング4位を獲得した20歳のアルゼンチンドライバーはMPモータースポーツからそれぞれ、2024年にFIA-F2選手権デビューを飾る。
オサリバンとコラピントについてウィリアムズ・レーシングのスポーティング・ディレクターを務めるスヴェン・スミーツは「共にF3で印象的なシーズンを過ごした。ふたりはグローブでのシミュレーターワークで高いレベルの理解と成熟を示している。今回の走行に向けて懸命に努力し、この経験を最大限に生かしてくれるだろう」と語った。