補佐に徹したバンドーン「アロンソとの関係は良好、彼がQ3進出を逃したのは残念」F1ベルギーGP 2017《予選後》
母国ベルギーGPの予選を終えて、マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンはチームメイトのフェルナンド・アロンソとの関係が良好である事を示せたと語った。
決勝で65グリッド降格となる見通しのバンドーンにとっては、予選は何らの意味も持たない。バンドーンは金曜フリー走行の段階から、決勝レースに焦点を当てマシンのセットアップに取り組んできた。予選Q1は14番手のアロンソよりも上位の10番手を記録したものの、Q2では自らのアタックを行わずアロンソにスリップストリームを与えるサポートに徹した。
バンドーンの助けを借りたアロンソはセクター1で大きくタイムを得たものの、セクター2でデプロイメントが尽き自らタイム計測を断念した。チームとアロンソのために尽くしたバンドーンは、アロンソのQ2敗退を悔しがった。
バンドーン:F1ベルギーGP予選を終えて
明日はスパウェザーに期待!予選: 15位, FP3: 14位
完璧とは言えないけど今日はまずまずの1日だった。僕は最後尾からスタートすることが決まってるから、今週末はずっと決勝のための準備をしてたんだ。今日は、両方の車をQ2に進める事と、スリップストリームでフェルナンドを助ける事に集中したよ。僕らが予選でやったのは、そういう事だったんだ。残念ながら彼はQ3進出を逃しちゃったけど、今は明日の決勝に集中しないとね。20番手スタートだからやることはたくさんあるよ。
昨日の2回目のフリー走行みたいなスパウエザーになると有り難いな。確実に僕らの助けになるからね!スパでのQ3進出が難しいのは分かってたし、出来ることは全部やった。チームを助けようと全力で頑張ったから、フェルナンドがQ3を逃したのは残念だよ。
今日は良いチームワークだった。これまでもそうだったように、フェルナンドと僕はとても良い関係を築いてるんだ。今日もそれを示せたんじゃないかな。(今日は僕が彼を助けた形だけど)この先、僕が彼の助けを必要とする状況もあるハズだよ!
今週末は僕にとってすごく特別なんだ。ファンもたくさんいるし、僕を応援してくれる友達や家族もいる。母国GPはモチベーションを上げてくれるね。
バンドーンは気まぐれなスパウェザーに期待を寄せるが、現時点では決勝はドライコンディションが予想されている。
2017年第12戦ベルギーグランプリの日程・結果・ニュース・サーキットガイドなどの情報については、F1ベルギーGP特設ページを参照されたい。決勝は日本時間8月27日(日)21時からスパ・フランコルシャンで行われる。