アストンマーティン・レッドブル・レーシング

F1への新規参入目指すアストンマーチン、リバティの改革案を歓迎「非常に好ましいニュース」

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F1への新規参入を目指す英アストン・マーティンのアンディ・パーマーCEOは、リバティ・メディアより提示されたF1改革案を歓迎、参入に前向きな姿勢を改めて示した。

6日金曜に発表された骨子では、2021年以降のパワーユニットは「安価、パワフル、シンプル、高サウンド、ハイブリッド」であるべきとの概略が示された。また、市販車市場との関連の重要性にも言及、新規のエンジンサプライヤーを呼び込みたいF1側の思惑が鮮明となる内容であった。

パーマーCEOは「妥当な方向性、極めてポジティブなステップ」と改革案を高く評価。21年以降のF1復帰を本格的に検討する価値のあるビジョンとの認識を示した。

「F1の将来像に関する今日のニュースを聞き、大変嬉しく思っている」とパーマー。「提示されたビジョンは、エンジンサプライヤーとしてこのスポーツに参入しようとしているアストン・マーチンにとって支えとなるものだ。我々が求める条件を満たそうとするものであり、好ましい方向性だ」

1960年を最後にF1から遠ざかっているアストン・マーチンだが、今年レッドブル・レーシングに資金提供しタイトルスポンサーとしてF1にカムバックした。サプライヤーとしての復帰を目指すアストンは、次世代のF1を議論する会合に積極的に参加、働きかけを強めていた。

提示された青写真には分配金に関する内容も含まれており、興行によって得られた収益をコンストラクターだけでなくエンジンサプライヤーにも分け与える新たな仕組みの導入が謳われている。

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