
2025年F1スペインGP《初日》ハイライト動画:勢力図に変化なし?マクラーレン最速連取、平川が今季2回目のハース出走
2025年FIA-F1世界選手権第9戦スペインGPの初日プラクティスは、選手権リーダーのオスカー・ピアストリ(マクラーレン)がトップタイムで締めくくった。FP1ではチームメイトのランド・ノリスが最速を記録しており、マクラーレンが初日の両セッションを制するかたちとなった。
フリー走行1:ハイライト動画
フロントウイングの剛性検査強化に伴って、ほぼ全てのチームが新たな検査に対応したウイングを投入。エアロレイクやフロービズを用いて空力データの収集作業を行った。
やや遅めのタイミングでタイムアタックに臨んだことも影響したが、それでもノリスは1分13秒718のベンチマークを記録し、マクラーレンの好調ぶりに大きな変化がないことを示した。
エステバン・オコンに代わってハースから今年2回目のFP1出走を果たした平川亮は、開始7分にターン10でグラベルに飛び出す場面があった。最終的には、7番手につけた僚友オリバー・ベアマンから0.701秒差の17番手に終わった。
フリー走行2:ハイライト動画
路面温度が50℃近くまで上昇した暑さの中、セッションは大きな混乱なく進んだが、ハースの新人オリバー・ベアマンは開始12分、ターン3の立ち上がりでアウト側にラインを外してスピン。グラベルに飛び出す場面があった。
2番手にはジョージ・ラッセル(メルセデス)が続き、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)とランド・ノリス(マクラーレン)は1分30秒070の同タイムをマークし、3番手と4番手に並んだ。角田裕毅(レッドブル)はグリップ不足を訴え、13番手にとどまった。
2025年F1スペインGPの3回目フリー走行は日本時間5月31日(土)19時30分から、公式予選は23時から、1時間に渡ってカタロニア・サーキットで開催される。セッションの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。