ブルーノ・ファミン
人物データ
名前 | ブルーノ・ファミン / Bruno Famin |
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国籍 | フランス |
出身地 | ベルフォール |
ブルーノ・ファミン(Bruno Famin)はフランス出身のF1エンジニア。2023年よりアルピーヌ・モータースポーツのバイス・プレジデント(VP)兼F1チーム代表を務める。
略歴
フランスの名門工学学校、国立工芸高等学校で工学の学位を取得すると、1987年にアルゼンチンの運送会社、SCACトランスポート・インターナショナルに入社。2年後にプジョー・スポールに入社し、モータースポーツのキャリアをスタートさせた。
耐久プロトタイプの905スパイダーや106 Gr Aのエンジン、ギアボックスの研究開発に携わった後、1994年に親会社のグループPSAに異動。アルゼンチンの現地工場で製品管理の責任者を務め、2001年にフランスに戻った。
2005年に古巣プジョー・スポールに戻ると、以降13年間に渡って耐久レースやラリーを含むモータースポーツのプロジェクトで上級技術職を務めた。
2009年のル・マンではテクニカル・ディレクターという立場でプジョー908を優勝に導き、以降32戦で24勝という記録を重ねると2012年にディレクターに就任。2016年から2018年にかけてはダカール3連覇を果たすなど手腕を奮った。
2019年に国際自動車連盟(FIA)に移り、オペレーション・ディレクターとスポーツ事務次長を務めた後、2022年3月にアルピーヌ・レーシングのエグゼクティブ・ディレクター兼ヴィリー=シャティヨンにあるエンジン部門のマネージング・ディレクターに就任した。
そして2023年7月に新設のアルピーヌ・モータースポーツのVPに任命され、FIA-F1世界選手権、FIA世界耐久選手権(WEC)、カスタマーレース、ラリーレイド、アルピーヌ・アカデミーに至る全てのモータースポーツ活動を統括する組織で責任者を務める事となった。