アルピーヌF1、サフナウアー代表とパーメイン離脱を発表…CEO退任とフライ移籍に続き
BWTアルピーヌF1チームは2023年のベルギーGPを最後に、チーム代表を務めるオトマー・サフナウアー及びスポーティング・ディレクターを務めるアラン・パーメインが「双方合意」の上、チームを去ると発表した。
二人のチーム幹部は7月30日にスパ・フランコルシャンで決勝が行われる今週末のベルギーGPで通常通り職務を遂行した後、サマーブレイクを前にチームを離れる。
アルピーヌは声明の中で「過去18カ月間に渡るハードワークと、2022年のコンストラクターズ選手権で4位を獲得するためにチームをリードしてくれたオトマーに感謝したい。彼の今後の活躍を願っている」と述べた。
「エンストンでの34年間に渡る輝かしい年月を経て去るアランにも感謝したい。彼の今後の活躍を祈っている」
これによりアルピーヌ・モータースポーツのバイス・プレジデントを務めるブルーノ・ファミンがオランダGP以降、サフナウアーに代わる暫定チーム代表に、アルピーヌ・アカデミー・ディレクターを務めるジュリアン・ラウスが暫定スポーティング・ディレクターに就任する。
アルピーヌと親会社のルノー・グループは1週間前、ローラン・ロッシの最高経営責任者(CEO)退任を発表したばかりだ。
サフナウアーとパーメインの離脱についてチームの母国フランスのメディアは解任だと伝えている。
チームはまた、パット・フライが他チームへの移籍のためにアルピーヌを離れることを発表した。59歳のイギリス人エンジニアは11月1日付けでウィリアムズのチーフ・テクニカル・オフィサー(最高技術責任者)に就任する。