デ・フリース、角田裕毅を上回る今季2ndベストの14番手も「ガッカリ」と落胆
ニック・デ・フリース(アルファタウリ)は6月3日のF1スペインGP予選で今季セカンドベストとなる14番手を獲得したものの、Q1での2度に渡るスピンによって新品ソフトを失い上位進出のチャンスを逃したとして失望をあらわにした。
初日2回のプラクティスに続き、予選でもチームメイトの角田裕毅を上回るなど、開幕戦以来のパーマネントコースに戻ってきたデ・フリースは週末を通して終始、印象的なパフォーマンスを刻んでいた。
ソフトを2セット無駄にしてしまった
ニック・デ・フリース
予選: 14位
FP3: 12位
ポジティブな週末を過ごしてきたけど予選結果にはガッカリだ。ターン11の出口で2回スピンしてしまったがために、ソフトコンパウンドを2セット無駄にしてしまい、Q2に向けて新品を残せなかった。
目視できたわけじゃないけど、ウェットパッチがあったのは確かだ。ハッキリと感じ取れたからね。最終的には自信を持てたけど。
ペースが良かっただけに残念だ。明日のレースにそれを活かしていければと思ってる。レースは長いし、タイヤのデグラデーションが重要なポイントになるだろうし、雨が降れば更にチャンスが増えるかもしれないし、どうなるか様子を見守りたい。
2023年F1スペインGP予選ではマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がポールポジションを獲得。2番手にカルロス・サインツ(フェラーリ)、3番手にランド・ノリス(マクラーレン)が続く結果となった。
決勝レースは日本時間6月4日(日)22時にフォーメーションラップが開始され、1周4,657mのカタロニア・サーキットを66周する事でチャンピオンシップを争う。レースの模様は期間限定キャンペーン中のDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。