ブレンドン・ハートレー、WECで2度の優勝経験を持つ上海「自信を持って挑める」
今週末のF1第三戦中国GPを直前に控え、トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーが抱負を語った。ハートレーにとっての上海インターナショナル・サーキットは、WEC世界耐久選手権時代に2度の優勝を果たした相性の良いコース。開幕2戦を悔しい結果に終えただけに、得意のコースでの仕切り直しに期待がかかる。
上海サーキットはWEC時代に2勝を挙げた地
ブレンドン・ハートレー
上海インターナショナル・サーキットは、WEC世界耐久選手権に参戦していた時に何度か走った事があるんだ。LMP1のマシンでは優勝2回と2位が1回だったから、かなり成功したと言って良いと思うし、自信につながるよ。WECの場合は6時間レースなんだけど、3人のドライバーが交代で走るから一人あたりでは2時間になるんだ。その点ではF1とあまり大きくは変わらない。
このコースはかなり好きだよ。凄くテクニカルだし、タイヤにもかなりキツイ。10種類くらいのライン取りが可能な長い1コーナーは、最高のオーバーテイクポイントだし、ドライバーにとってもファンにとっても楽しい場所だと思う。バックストレートへの入り口はかなり長い右コーナーになってて、左フロントタイヤに本当にキツイんだ。中国GPではタイヤマネジメントが話題に上がるんじゃないかな。
上海は素晴らしい街だよ。中国独特の雰囲気がありながらもすごく国際的だしね。でもバーレーンGPの直後の開催ですっごく忙しいから、観光するのはお預けになっちゃいそうだね。
2018年FIA F1世界選手権第三戦中国GPは日本時間4月13日(金)11時からのフリー走行で幕を開ける。舞台となるのは1.2kmの超ロングストレートを持つ上海インターナショナル・サーキット。