カナダGPのFP1でウィリアムズFW42をドライブしたニコラス・ラティフィ
Courtesy Of Williams Racing

ウィリアムズF1、ニコラス・ラティフィとの2020年契約を正式発表

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F1世界選手権に参戦するROKiT Williams Racingは2019年11月28日、2020年のレギュラードライバーとしてカナダ出身の24歳、ニコラス・ラティフィと契約した事を正式に発表した。これにより、2020年のグリッド全てが確定した。

英国の名門ウィリアムズは、来年のFIAフォーミュラ1世界選手権において、ジョージ・ラッセルのチームメイトとしてニコラス・ラティフィを起用する。今季レギュラーを務めているロバート・クビサは、12月1日の最終アブダビGPを以てシートを明け渡す。

ニコラス・ラティフィは今年、ウィリアムズのリザーブ・ドライバーとして、シーズンを通して幾つかのテストセッションに参加するとともに、合計6つのFP1で今季型マシンFW42のステアリングを握り、現場及びファクトリー双方と緊密に協力し合うことで、FW42及び、2020年型マシンFW43の開発へのフィードバックを提供してきた。

ニコラス・ラティフィは、他の多くのドライバー同様に、ジュニアフォーミュラでキャリアを積んできた。現在、DAMSから参戦中のFIA-F2選手権では、4勝を挙げてランキング2位。F2到達前はフォーミュラルノー3.5シリーズやFIA-F3ヨーロッパ選手権などで腕を磨いてきた。

「2020年のレースドライバーとしてステップアップできることを嬉しく思う」とニコラス・ラティフィ。「今年はチームとの仕事を楽しく進めてこれた。マシン開発をサポートし、トラックサイドやファクトリーで出来る限りの事をしてきたつもりだ。チームと共に前進することを楽しみにしているし、2020年のオーストラリアGPでF1デビューを果たす事に興奮している」

副チーム代表を務めるクレア・ウィリアムズは「我々の誰もが、彼が今年のF2で達成した事、そして舞台裏での努力とチームに対するコミットメントに非常に感銘を受けています。ミッドフィールドに返り咲くための戦いに向けて、彼がこの新しい役割に加わってくれた事を嬉しく思います」と語った。

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