カルロス・サインツ、COTA得点率100%を維持するも「5位に足るペースがあったのに…」またもピットロスに見舞われる
スクーデリア・フェラーリのカルロス・サインツは現地オースティン10月24日(日)に開催されたF1アメリカGP決勝レースを5番グリッドからスタートして7位フィニッシュした。
これまでに出走したサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)での5レース全てでポイントを獲得してきたサインツは、今回の入賞によってUSグランプリでの得点率100%を維持する事となった。
チーム代表を務めるマッティア・ビノットは、サインツの2回目のピットストップの際にミスがあった事を明かし、それによって「ポジションを2つ」落としてしまった事への反省を口にした。
5位に足るペースがあったのに…
カルロス・サインツ決勝: 7位, グリッド: 5番手
5位フィニッシュに足るペースがあったのに、思い通りにいかず悔しいレースになってしまった。
1周目にマクラーレン2台を相手に戦う事になった。何度もポジションが入れ替わる激しいバトルで、最終的にランドを逃してしまったと思ったら、実はそれはリカルドの方だったみたいなね。
第2スティントではダニエルのすぐ背後を走行し、アンダーカットを成功させて前に出て、クリーンエアの中を走ってシャルル(ルクレール)を追おうと思っていたのに、ピットストップが遅くて結局またダニエルの後ろになってしまった。
そこで、コース上で追い抜こうと色々なラインを試していたんだけど、そうしたら今度はタイヤを傷めてしまい、最終的にボッタスに捕まってしまった。
パッケージのポテンシャルを十分に発揮できない結果になってしまって悔しい。不運にも2戦連続でピットストップが遅れたから、少しでも流れが変わってくれれば良いんだけど。
とは言えクルマの感触が良かったのは前向きな材料だし、次のトリプルヘッダーに繋げていきたい。
10月24日(日)にサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で行われた2021年F1第17戦アメリカグランプリ決勝レースでは、ポールポジションからスタートしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が通算18勝目を上げ優勝。2位はルイス・ハミルトン(メルセデス)。3位表彰台にはセルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)が滑り込んだ。
エルマノス・ロドリゲス・サーキットを舞台とする次戦メキシコGPは11月6日のフリー走行1で幕を開ける。