F1アメリカGP2016《決勝》全ドライバーコメントcopyright formula1-data.com

F1アメリカGP2016《決勝》全ドライバーコメント

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2016年、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催されたアメリカGP決勝レース。各チームのドライバー、チーム代表のコメントを以下にまとめた。決勝順位などの詳細なデータについては、2016年F1アメリカGP決勝レース結果をご参照あれ。

メルセデス

ルイス・ハミルトン1位

「ここでキャリア50勝目を達成できて本当に喜んでいる。長い道のりだった。でも手堅い週末になったことの方が何よりだよ。ここでのレースは僕にとっていつも良いし、それはこれからも続くと思う。。ゴールした時、ここ数戦での信頼性の問題からようやく開放された気がした。スタートは全く問題なかったし、そうなると思っていたよ。アップダウンの激しかった後にこのようにレースをコントロールできるなんて本当に気分がいいよ。」

「ここオースティンは常に素晴らしいサーキットであり続けているし、ファンからの歓声もいつも信じられないくらい素晴らしい。次線もこのような良い形を続けていくことが目標だよ。メキシコでのチャンピオンシップ争いが待ちきれない。」

ニコ・ロズベルグ2位

「スタートは良く、アウト側からルイスを追い抜こうとしたけど、1コーナーでダニエルの方が良いラインを走行していたから彼はその利点をうまく使ったんだ。彼を抜くことは難しかったけど、戦略を変更したのが功を奏した。ミディアムタイヤでの走行は選択の幅を増やしてくれたよ。特にVSCが入ったときにね。ミディアムはかなり良かったし、マシンの感触は素晴らしかったので、最終的にはルイスに接近することが出来たけど、ちょっと遅すぎたんだ。彼の方が今週末良い仕事をしたので勝利にふさわしいよ。メキシコでの戦いを楽しみにしてる。」

レッドブル

ダニエル・リカルド3位

「レース序盤のスーパーソフトタイヤは役に立ったけど、スタートではメルセデスよりも良いとは感じなかった。ニコがアウト側に行ったのを見て、イン側に飛び込んだんだ。1コーナーで前に出たかったけどそうはならず、2コーナーで彼を抜いたんだ。最初の数週はルイスに追いついていこうとしたけど、彼のソフトタイヤの方がペースが良かったんだ。2位には満足してるけど、VSCが余計だったね。表彰台に上がれたんだからあまりががっかりしないようにしないとね。」

「ここに来るのが本当に好きだよ。嘘じゃなくって、レース前の国歌は鳥肌モノだし表彰台は最高だ。大量のポイントを獲得できたし、ニコのペースに匹敵できたのは励みになる。マックスとキミに運がなかったのは間違いなくて、ベッテルと僕はそうじゃなかった。僕らはまだフェラーリより先行しているのでいい感じだ。残り数戦でも表彰台に上がれるよう全力で臨むつもりだ。」

マックス・フェルスタッペンリタイア

「本当に運がなかった。スタートはOKだった。硬めの方のタイヤでスタートすることはいつも難しいことだけど、うまくやってのけたしセバスチャン・ベッテルの前に留まることが出来た。ペースには満足していたし感触も良かった。ライコネンとのバトルは素晴らしかった。今日はメルセデスと勝負できると思っていたけど、直線でのスピードが速すぎて追い抜くのはすごく難しかった。タイヤを守るためにニコの後ろに下がって後ろのフェラーリとのギャップをコントロールしていた。」

ピットストップでのアクシデントは僕の誤解のせいだった。プッシュしろと言われたので、その後ピットストップだと思いこんでしまったんだ。ピットに入ってハッとしたよ。ピットストップの呼び出しなんてなかったじゃないかとね。幸運なことにレース結果に影響なかったけど。」

「その後トラックに戻って少ししたらエンジンから異音がしはじめたのでクラッチを引いたんだ。チームは再度クラッチを戻しそのまま走行するように言ってきた。残念ながら問題を愛欠出来ずそこで僕のレースは終わった。レースペースは良かったしセットアップはとても良かったのでポジティブだよ。来週のメキシコグランプリを楽しみにしている。」

フェラーリ

セバスチャン・ベッテル4位

「昨日よりは良い一日だった。良いレースだったよ。スタートはそんなに良くなかったんだけど、1コーナーで誰かが当たってきたんだ。多分ニコ・ヒュルケンベルグだと思うけど。運がよく何も壊れずにそのまま走行し続けることができた。そこからのペースは良かった。タイヤの面倒を見ながら他よりも長い周回を走ることが出来た。期待していたようなレースではなかったけど、今日はフェルスタッペンからの贈り物があった。でもキミも運悪くリタイヤする羽目になった。2台ともがポイントを獲得できる様な良いパフォーマンスだったはずだよ。」

キミ・ライコネンリタイヤ

「明らかに理想的な結果じゃなかったさ。今日のマシンが良かっただけに残念だよ。ソフトタイヤに履き替えた時、理由は分からないけど何かがおかしかった。バランスは問題なかったんだけど、期待していていたほどのグリップがなかったんだ。スーパーソフトに履き替えたらまた良くなったよ。」

「3回目のピットストップを終えたあと、少しスローダウンしたような気がした。いくらか火花が飛び散っているのがわかったので、全て問題ないかどうかをチームに聞いたんだ。ピットレーンでの終わりのところでチームは僕にマシンを止めるよう言ってきた。今は何が起きていたのかわかっているよ。リアのホイールナットがちゃんと閉まってなかったんだとさ。」

マクラーレン・ホンダ

フェルナンド・アロンソ5位

「今日はわくわくする素晴らしい一日だったよ。レースを楽しんだ。特に終盤でね。サインツは僕とマッサとは違う戦略と違うタイヤだったので、僕らは彼との差を大きく縮めることができた。僕のタイヤはサインツのものよりも良い状態だったので、有利な立場にあった。最後の数周はとても激しいバトルだった。僕の方が速かったから、積極的にオーバーテイクを狙ったんだ。トロ・ロッソは直線で遅いので、DRSを使いさえすればオーバーテイクするのは簡単なはずだった。45ラップ目に彼に追いついてついて行ったんだけど、彼はミスなく一貫性を持って非常に巧みにドライブした。だから僕らは良いバトルを演じることができたんだ。」

「ウィリアムズを追い抜くためにはこれとは違う場所で行わなきゃならない。例えばタイトな低速コーナーだね。すごく難しく厳しかったけど、ファンが楽しんでくれたらと思ってる。今日の結果は良いモチベーションになるよ。5位という結果はとても嬉しいけど、幾つかの順位は他がリタイヤしたために転がり込んできたものだし、今週は常に素晴らしいペースがあったわけじゃないから、何故そうなったのかについて理解する必要があるね。」

ジェンソン・バトン9位

「不満の残る昨日の後、こうしてポイント獲得できて本当に嬉しいよ。スタートではちょっとした混乱があったね。19位からのスタートは中々に難しいものだけど、最初の数週はうまくいって楽しめたよ。かなり順位を上げること出来てその後Top10に戦いを挑んだ。二回目のピットストップで少しミスをしてしまってセルジオ・ペレスに先行されてしまった。まあそうでなかっとしても抜かれてたとは思うけど。」

「レース後半は僕にとってエキサイティングじゃなかったよ。タイヤの面倒を見ながら後ろとの差を管理し、ペレスに勝負を挑めるようにレース最後までタイヤをマネジメントしていたんだ。最後は3秒差くらいだったんじゃないかな。9位は悪くない結果だよね。二台ともがポイント獲得できたのはチームにとっては喜ばしいことさ。アロンソは文句なしの仕事をして5位だよ。彼は今日とても速かったし、セーフティーカーが彼を後押ししたよね。」

「幾つか素晴らしいオーバーテイクをしたよ。特に1コーナーでね。自分のやり方で楽しくバトルすることが出来たんだ。残りのシーズンでは、僕らは土曜日をうまくこなすことが大切だね。判断ミスをせず予選でTop10に近づくこと。そうすればもっと決勝でバトルすることができる。次線のメキシコも良いレースになるといいな。もう既にワクワクしているし、良い結果を出せることを祈ってるよ。」

長谷川祐介ホンダF1プロジェクトリーダー

「今日は我々にとって良いグランプリになりました。レース前は、昨日の結果に基づいて今日の結果がどうなるかを予想することはかなり難しかったのですが、良いレースペースがあり安定していることは分かっていました。」

「今日、両ドライバーは何故彼らがワールドチャンピオンになり得たのかを裏付けてくれました。このような力強いドライビングを見れて良かったですし、両者とも不滅のレーシング魂を見せてくれました。アロンソは最後の周回まで懸命にアタックし続け、フェラーリの後ろの5位でレースを終えました。バトンは10もの順位を上げて9位でフィニッシュしました。二人ともがポイント獲得してくれたことはチームにとって励みになります。」

フォース・インディア

セルジオ・ペレス8位

「我慢を強いられた1週目を考えれば、8位という結果は良く挽回できたといえるよ。11コーナーでクビアトに後ろから強く当てられたんだ。彼はミスをしてコントロールを失ってた。実質的に最下位に落ちてしまってマシンに大きなダメージを負った。挽回するのは難しかったけど、一歩一歩ポイント圏内へと戻ってきて最終的に悪い結果を防ぐことができた。」

「僕らは全てを正しくやれたし、このことがマシンのダメージを乗り越える手助けになったんだ。すべてのピットストップで順位を上げることができたんだからね。このような状況の中、4ポイントを獲得してドライバーズランキングでも7位に浮上出来たことは良い結果だよ。難しい週末であっても全力でやりきって可能な限りのポイントを獲得することが大切なんだ。疲弊するような決勝レースでは特にね。ただ、5位にはなれたはずだから残念さは拭えないけどね。」

ニコ・ヒュルケンベルグリタイヤ

「1周目でリタイヤしたことに本当にがっかりしてる。スペースがない状態で1コーナーに入っていったんだ。左にはボッタスがいて、右にはベッテルがいてサンドイッチ状態だったんだよ。ベッテルがかなり攻撃的に曲がり込んできて僕に接触し、そのせいで僕はボッタスに接触したんだ。ベッテルがスペースを残しておいてくれたらこんな亊にはならなかったよ。でもそれは全て一瞬の間に起こってしまい、僕はどこにも行く場所がなかったんだ。速いマシンがあるのに10秒でレースが終わってしまうことはすごく残念なことだよね。僕らは金曜、土曜とハードワークをし続けていたけど、その努力が水の泡さ。」

ウィリアムズ

フェリペ・マッサ7位

「かなり良いスタートを切って、レース中ずっと素晴らしかったよ。VSCが出たことは僕にって良くなかったよ。僕はサインツの9秒前にいたのに、彼に前に行かれてしまったんだ。彼は(VSCによって)多くのタイムとポイントを稼いだよ。終盤には、僕に主導権のあったコーナーでアロンソが飛び込んできて僕のマシンにヒットし、それが原因でパンクしてしまった。6位でレースを終えられる可能性があったけど全部ぶち壊しさ。もしかしたら5位だってあり得たのに。7位でフィニッシュしたことでフォース・インディアとの差を詰めることが出来たけど、もっと詰められた可能性だってあったんだ。次のメキシコに意識を切り替えないとね。」

バルテリ・ボッタス16位

「今日はとてもがっかりしている。イン側から良いラインで1コーナーに入っていたんだけど、エイペックスのところでヒュルケンベルグが当たって来てパンクしてしまったんだ。マシンのフロアにもダメージを負ってしまい、大量のダウンフォースを失ってしまった。次戦のメキシコがすぐにあるのは不幸中の幸いといったところだね。フォース・インディアとの差を詰められたことは良いことだけど、荷台ともがポイント獲得できるようにする必要があるよ。」

トロ・ロッソ

カルロス・サインツ6位

「僕とチームにとって今日の結果はとても特別なものだよ。今までで最も良い結果だ!!! ちょーテンションあがるわ! チームにとって良いモチベーションになるし、シーズン最後まで全力で取り組むことができるよ。どういうことか良くわからないけど、ここでレースをする時は毎回すっごいいい感じなんだ!この週末は今後ずっと思い出になると思う!」

「F1での最高成績タイだったことがとても嬉しい。でも今回の6位はバルセロナの時よりも少しばかり特別だよ。こんな風になるなんて思いもしなかったからね。事前のシミュレーションではせいぜい11位、12位止まりだったんだけど、蓋を開けてみたら5位争いだよ!最初のスティントで最後までタイヤを保たせられたので、ウィリアムズの近くにとどまる亊が出来たし、それからはソフトタイヤのアロンソに対して充分な差をつけることが出来た。VSCの出動は僕にとって運が良かったよ。ウィリアムズの前に出られたからね。ソフトタイヤで最後まで行くのは難しいと分かっていたけど、リスクを冒すことにした。」

「アロンソとのバトルは最高に楽しかった!最終的に彼に抜かれるのは分かっていたけど、僕は自分に言い聞かせたんだ。”少しでも彼を困らせてやろう”ってね。僕は過去12年にも渡って彼のレースを見続けてきているから、彼がどう仕掛けてきてどう守るのかを完璧に知っているんだ。彼がDRSを使って”そんじゃね~”と言うまでの数ラップの間、彼を後ろにとどめておくことが出来たのはかなり素晴らしいことだと思う。」

「すごく嬉しいし幸せだし、今僕の中で何が起こっているのかあなたには全く想像できないだろうね!例えこの思いを表現できていないとしても、僕は最高にハッピーだよ。今夜はシャンパンでお祝いするつもりさ。僕にとっては勝利したに等しいことさ!」

ダニール・クビアト11位

「今日は厳しい一日だった。スタートは良かったけど、1周目のペレスとの一件で10秒ペナルティーを受けてしまった後、ワンストップ戦略に切り替えることにしたんだ。これがレースをダメにしてしまった。上手くやるのは簡単じゃなかったけど、最後まで全力で取り組んだしプッシュし続けた。ミディアムタイヤで多くの周回を走れたし、タイヤマネジメントはとてもうまくいった。ポイントを賭けて戦うチャンスを失ってしまったのが残念だ。」

ハース

ロマン・グロージャン10位

「今日はそんなに悪くならずに済んだよ。1周目はかなり荒れたけど、すべての面できちんと管理できた。それから、僕らは攻撃的な戦略を取ることにしたんだ。かなり上手くいったよ。だから嬉しく思ってる。先行マシンの何台かがリタイヤしたので運が良かったけど、最後には僕らはレースを無事終えること必要だった。母国の観客の前でポイントを獲得できたことは素晴らしいことだよ。ファンのためにも、ポイントが獲得てきて本当に嬉しい。最後にポイントを獲得してから少しばかり時間が空いてしまったね。最後の最後でポイントを獲得できたのは言うまでもなく素晴らしいことだよ。」

エステバン・グティエレスリタイヤ

「母国レースだっただけにとてもがっかりしているよ。絶え間ないサポートをしてくれたファンのみんなにお礼が言いたい。もっと良い結果を望んでいたよ。予選で全てが最適化されていて、レースでは素晴らしいスターを切ることができ、全てが上手くいっていた。最初のスティントでは僕らはとても力強くて、Top10に迫っていたんだ。懸命に戦っていたし、最大限にプッシュしていたよ。運がないことに、ブレーキのトラブルでレースが終わってしまった。望んでいたことじゃないし、予想してもいなかった。でも僕らは懸命に作業を続けなきゃならないし、次はメキシコが待っている。」

ルノー

ケビン・マグヌッセン12位

「ワンストップ戦略でいくつもりだったんだけど、スタートしてすぐにそれはベストな選択じゃない事に気づいて2ストップに切り替え、最終的には3ストップにしたんだ。予想していた以上にタイヤ摩耗が厳しかったんだ。レースの終盤にスーパーソフトタイヤで走行していた時は楽しかったよ。チェッカーフラッグが振られるまで全力でプッシュできて、今までで最も楽しかったんだ。予選順位を考えれば良くできた決勝になったと思う。ペナルティは残念だけど、レースはときにそういうものだよね。」

ジョリオン・パーマー13位

「スタートが遅くて幾つか順位を落とした。マグヌッセンにも抜かれてしまった。レースの三分の二で僕は彼の歯車になってしまった。自分の方が速いのにもかかわらず、先行する自分より遅いマシンについていくのは本当にストレスが溜まるよ。抜けるほど近づけないのには本当にイライラさせれる。突っ込んでいこうかとも思ったけど、相手はチームメイトだし賢い方法じゃないからしなかったよ。最後にはタイヤが熱ダレしてしまってちょっと後退してしまった。」

マノー

パスカル・ウェーレイン17位

「全体的に僕の今週末には満足してる。チャレンジングな週末だったけど、予選、決勝ともに良い形で終えられたことを嬉しく思ってる。決勝は単調だった。マシンから最大限のものを引き出せたと思うし、ほんの少ししかタイムを失わなかった。良い結果だと思う。」

「シーズンこれまでで最もお気に入りのレースの一つになったよ。チームとともに決勝のためにハードワークをして楽しい時間を過ごせた。だから全体的に素晴らしい週末だったんだ。チームにお礼を言いたいし、この調子で次戦のメキシコにつなげていきたい。」

エステバン・オコン18位

「素晴らしいスタートだった。6つも順位を上げられたよ。もちろん徐々に後退してしまったけどね。タイヤがかなりズルズル滑ってたんだ。ミディアムタイヤでのスタートがこんなにも良いとは思わないけど、いずれにしてもレース序盤は良かったんだ。」

「マシンバランスに影響するようなダメージを負ってしまったようだった。チームはデータから目星をつけて、僕らは問題の解決を試みたんだ。特にピットストップ中にね。でもだんだんとマシンを運転するのが難しくなってきてしまった。だから最後まで走ることができて本当に満足している。もっと良い結果を期待してたけど、二台ともがゴールできてよかったよ。チームの懸命の努力が報われたわけだからね。」

ピレリ

ポール・ヘンベリーモータースポーツ・ディレクター

「Top10のマシンに目をやると、6つの異なる戦略が取られたことが分かります。VSCの出動は、とりわけダニエル・リカルドに対して大きな影響を与えました。これによって幾つかのドライバーは、最後のピットインでアドバンテージを得て順位を上げることができました。」

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