ハースF1のロマン・グロージャン、F1アメリカGP 2018年10月21日copyright Haas F1 Team

ハースF1:100gの燃料規定違反に加え、グロージャンがまたも1周目に事故 / F1アメリカGP《決勝》2018

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母国F1アメリカGPに挑んだハースF1チームは、テキサス州現地21日の決勝レースでケビン・マグヌッセンが9位フィニッシュを果たしたものの、燃料規定違反で失格。ロマン・グロージャンの方は他車に突っ込み僅か1周でリタイヤ。ハースにとっては最悪の母国レースとなった。

チーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは「燃料を使いすぎたのは我々の責任」としながらも、燃費重視の今のF1レギュレーションには賛同できないと批判した。

スチュワードはマシンのテレメトリーシステムを見直し、マグヌッセンがレース中に計105kg以上の燃料を使用していたと判断。規約では「決勝レースでは105kg以下の燃料を使用可能とする」とされており、これに違反する形となった。

どの程度の量の違反だったのかについては公表されていないものの、マグヌッセンは「たった100g」と明かしている。

ハース:F1アメリカGP決勝を終えて

ケビン・マグヌッセン決勝: 失格, グリッド: 12番手

レース自体は手堅かったし、マシンもかなり良かった。フォース・インディアの連中にプレッシャーをかける事も出来たし、ペースも悪くなかった。ピットストップを終えて直ぐにペレスを追い抜いて、その後はオコンを狙った。僕の方が速かったのに、燃料をかなりセーブしなきゃならなかったからアタック出来なかった。

F1ではフューエルセーブをしなきゃならず、攻めた走りが出来なくて残念だよ。結局のところ、ファンが見たいのは素晴らしいレースだろ?燃費を気にしながら走らなきゃならないじゃ、そんなの無理だよ。がっかりだ。

今日のレースはF1じゃなくて、”フォーミュラ・フューエル・セービング”だったのさ。レース全体で0.1kgも使い過ぎたって事で失格にされてしまった。

ロマン・グロージャン決勝: リタイヤ, グリッド: 8番手

色んなアクションがあったけど、スタートはまずまずだった。シャルル(ルクレール)とエステバン(オコン)とバトルしててターン12に差し掛かった時、早めにブレーキを早く踏んだんだけど、ダーティーエアに巻き込まれちゃってマシンをちゃんと制動出来なかったんだ。

リスクを負わないように接触を避けようとしたけど、シャルルが思いの外うまくコーナーを出てきてクラッシュしてしまったんだ。シャルルには悪いと思ってるし、チームの事を思うと悔しい。母国レースだったから上手くやりたかったのに…最高の午後にはならなかった。


56周で争われた決勝レースでは、2番グリッドからスタートしたフェラーリのキミ・ライコネンが113レースぶりに優勝。2位はレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペン。3位表彰台にはメルセデスのルイス・ハミルトンが滑り込んだ。

セバスチャン・ベッテルが4位に入った事で、ドライバーズタイトルは日本時間29日早朝に開催される次戦F1メキシコGPに持ち越しとなった。

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