
元ハースF1代表シュタイナー、MotoGPチーム「テック3」買収を正式発表へ
元ハースF1チーム代表のギュンター・シュタイナーが投資家グループと組み、ロードレース世界選手権(MotoGP)に参戦するテック3チームを買収する見通しとなった。複数の情報筋によれば、カタルーニャGP初日の9月5日(金)に正式発表が行われる見込みだ。
この交渉は数ヶ月前から進められており、サマーブレイク中には「契約成立」との噂も浮上したが、チームオーナーのエルヴェ・ポンシャラルはこれを否定。一方で、交渉を続けていることは認めていた。
ポンシャラルはシュタイナーについて「とても率直な人物で、一緒に仕事をするには素晴らしい人物だと思う」と語り、前向きな評価を示している。チーム名の存続、拠点の維持、スタッフの継続雇用といった条件も満たされる見通しで、体制移行後もテック3の伝統は維持されると報じられている。