レッドブル・ホンダのアレックス・アルボン、2020年F!イギリスGP シルバーストーン・サーキットにてcopyright Getty Images / Red Bull Content Pool

アレックス・アルボン、2番手刻むもクラッシュ…20Gの衝撃「タンクスラッパーに見舞われた」

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レッドブル・ホンダのアレックス・アルボンは、7月31日(金)に行われた2020 F1第4戦イギリスGPの2回目のフリー走行で発生したクラッシュについて「一旦立て直せたと思ったけど、タンクスラッパーに見舞われた」と説明した。

タンク・スラッパー(tank slapper)とは主にバイクや自転車などの2輪で使われる言葉で、何らかの衝撃によって振動したステアリングが共振によって増幅される現象の事。制御を失ったRB16はコーナー外側の鉄製ガードレールに衝突し、大きなダメージを負った。

衝撃は20Gに達し、アルボンはメディカルセンターへと送られたが体に問題はなく、すぐに開放されたが、ギアボックスやパワーユニットへの影響も懸念される。ホンダF1の現場統括責任者を務める田辺豊治テクニカル・ディレクターは2日目の走行に向けて、PUの詳細な確認作業を行っている事を明かしている。

クラッシュの直前、アルボンはFP2のトップタイムを記録したランス・ストロール(レーシングポイント)に対して0.090秒に迫る2番目タイムを記録している。

Pos Driver Team Time Gap Laps
1 ランス・ストロール レーシングポイント 1:27.274 29
2 アレックス・アルボン レッドブル・ホンダ 1:27.364 +0.090 13
3 バルテリ・ボッタス メルセデス 1:27.431 +0.157 30

タンクスラッパーに見舞われた

アレックス・アルボンFP2: 2位, FP1: 4位

FP2の終盤にアクシデントがあったけど、今日は多くの収穫があった。体は大丈夫だし大きな問題はない。一瞬でリアを失ってしまい、修正するのに手こずってしまった。一旦立て直せたと思ったんだけど、タンクスラッパーに見舞われてしまった。データを見直してみて、何が起きたのか分析してみるつもりだ。

チームとしては確かに一歩前進したと思う。より悪い状態になってしまうかも、って思って今日のセッションに臨んだんだけど、クルマの感触は良かったし、FP1の最初のラップからすぐにリズムに乗ることがてきた。

明日になれば分かると思うけど、メルセデスがかなりのパフォーマンスを隠し持っているのは間違いないだろうね。それ以外の点では、クルマのバランスは良くなっているし、理解も深まっていると思う。

明日の風と気温は今日とはかなり違うだろうから、若干リセットされた状態みたいになると思うけど、これまでのところは良い感じだよ。


初日をトップで締め括ったのはランス・ストロール(レーシングポイント)。2番手アレックス・アルボン(レッドブル・ホンダ)を100分の9秒差で退けた。3番手には0.157秒遅れでバルテリ・ボッタス(メルセデス)が続く結果となった。

F1イギリス・グランプリ3回目のフリー走行は日本時間8月1日(土)19時から、公式予選は同22時から1時間に渡ってシルバーストーン・サーキットで開催される。

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