テレビ局のインタビューを受けるスクーデリア・フェラーリのシャルル・ルクレール、2020年F1サクヒールGPにてcopyright Ferrari S.p.A.

シャルル・ルクレールの仰天4番手はガスリーのおかげ?「真似させてもらった!サンキュー!」

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ジョージ・ラッセルがフロントローを獲得したり、アレックス・アルボンがQ2敗退を喫したりと、6日(土)のF1サクヒールGP公式予選では様々な見どころがあったが、最大のサプライズはシャルル・ルクレールがQ3に進出して4番グリッドを手にした事だろう。

ルクレールが4番グリッドを獲得したのはシルバーストン、ニュルブルクリンク、アルガルベに続く今季4度目だが、過去2戦は12番グリッドと1ラップパフォーマンスに苦戦していた。

国際レース初登場となったバーレーン国際サーキットのアウタートラックはパワーハングリーで、非力なフェラーリエンジン勢は週末を通し、悪い意味で一貫して苦戦し続けていた。事実ルクレールはプラクティスで一度も一桁台のポジションを獲得できておらず、最終FP3も13番手に終わっていた。

ところが予選になると一転、Q1を7番手タイムで通過し、続くQ2では6番手をマーク。新品ソフトが尽きたため、最終Q3では1ランのみで早々にクルマを下りたが、ポールシッターのバルテリ・ボッタスと0.236秒差の4番手で予選を締め括った。なお、チームメイトのセバスチャン・ベッテルは13番手に留まっている。

聞けばクルマ的に何かを変えてそれが功を奏したというわけではなく、ドライビングを修正した結果なのだという。

ルクレールは「ターン1のブレーキングをめちゃくちゃ遅らせたから凄く怖かったけど、何とかコーナーを通過できたし、脱出も上手くいった」と語り、自身のアタックラップについて説明した。

「でもその後のターン4でスナップしちゃったから『あーなんてこった!ラップの最後までタイヤが保たないかも』って思ってたんだ」

「でもこうして凄い速いタイムを残す事ができた。最終のフリー走行から予選に掛けて、ドライビング面でご覧の通りの凄まじい改善を果たす事が出来たわけだけど、(ターン7)入口右側の縁石を今まで以上に積極的に使った結果なんだ」

ルクレールはこのアイデアを、友人であるピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)のオンボード映像を見て発見したのだと明かした。

「実はこれ、最後のプラクティスが終わった後に、ピエール・ガスリーのオンボード映像を見ていて気がついたんだ。ピエールにお礼を言わなきゃね」


ポールポジションはバルテリ・ボッタス。2番手にジョージ・ラッセルが続きメルセデスが最前列を独占した。2列目3番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、4番手にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)が並ぶ。

2020年 F1サクヒールグランプリ決勝レースは、日本時間12月7日(日)2時10分にスタート。1周3,543mのバーレーン・インターナショナル・サーキットのアウタートラックを87周する事でチャンピオンシップを争う。

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