ユナイテッド・オートスポーツのマクラーレン570S、2021年ヨーロッパGT4シリーズ第1戦モンツァにて
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マクラーレンCEOザク・ブラウン、”ドライバー”としてGT4欧州ザントフォールト戦に参戦

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マクラーレン・レーシングのザク・ブラウンCEOは、6月18日から20日にかけてオランダのザントフォールト・サーキットで開催されるGT4ヨーロピアン・シリーズ第3戦にレーシングドライバーとして参戦する。

1995年にジャスト・マーケティング・インターナショナル(JMI)社を設立するまで、ザク・ブラウンはレーシングドライバーとして英国F3やフォーミュラー・フォードなどで活躍していた。

マクラーレンのザク・ブラウンCEOCourtesy Of McLaren

マクラーレンのザク・ブラウンCEO

49歳のアメリカ人は今回、自身が所有するユナイテッド・オートスポーツの230号車マクラーレン570Sに乗り込み、同じくチームオーナーのリチャード・ディーンと共に1回限りのレースに臨む。

23号車はチームのレギュラードライバーであるベイリー・ヴォワザンとチャーリー・ファッグが、そして32号車はガス・バウアーズとディーン・マクドナルドがステアリングを握る。ユナイテッド・オートスポーツとしては3台体制だ。

「ザントフォールトで再びレースカーのステアリングを握ることになり非常に胸が高まっている」とザク・ブラウン。

「レースに向けての準備として、私はこれまでに何度かマクラーレンでテストを行ってきた。ここ数年はヒストリックレースに集中的に参加してきたので、久しぶりに現行マシンでレースをする事になり本当に嬉しい」

「リチャードと共にコースにカムバックするのが待ちきれない」

ザク・ブラウンがマクラーレンGTカーのステアリングを握るのは今回が初めてではない。

アルヴァロ・パレンテと共に、2012年にブランパン耐久シリーズ、2013年には英国GT選手権でマクラーレンMP4-12C GT3をドライブし、その最終戦では優勝を飾った経験がある。

F1第5戦モナコGPでのランド・ノリスの登壇に続き、今週末のアゼルバイジャンGPでも表彰台獲得を狙うマクラーレンF1は、5戦を終えて2回の表彰台を獲得。現在コンストラクターズランキングで3位につけている。