ザク・ブラウン
人物データ
名前 | ザク・ブラウン / Zak Brown |
---|---|
国籍 | アメリカ |
出身地 | ロサンゼルス |
居住地 | イギリス |
生年月日 | 1971年11月07日 / 52歳 |
WEBサイト | www.zakbrown.com |
SNS | twitter facebook |
ザク・ブラウンは、2016年11月にロン・デニスに代わりマクラーレン・テクノロジー・グループのエグゼクティブ・ディレクターに就任したアメリカ出身のビジネスマン。2018年4月10日にレーシング部門がマクラーレン・テクノロジー・グループから独立した事に伴い、マクラーレン・レーシングの最高経営責任者(CEO)に就任した。
1971年11月7日に米ロサンゼルスに生まれ、現在は英国に在住している。英国F3やフォーミュラー・フォードなどで活躍した元レーシングドライバーであり、1995年にジャスト・マーケティング・インターナショナル(JMI)という名の会社を設立し起業し現在に至る。実はこのJMIという会社、マクラーレン・ホンダへのNTTコミュニケーションズのスポンサーシップを取りまとめた会社でもあり、世界で最も規模の大きなモータースポーツ広告代理店の一つである。
creativeCommonsUnited Autosports
リクルートしたのは”追い出された”ロン・デニス
マクラーレンの精神であり、シンボルであり、哲学そのものであったロン・デニスが、株主争いに敗北しCEOの座を奪われたことによって、その空いた席に身をおくことになったザク・ブラウン。しかしながらブラウンをマクラーレンに採用したのは他ならぬロン自身であると言う。
大のレース好きであり元ドライバー
「レースは僕の人生であり続けており、人生の全てと言ってもいいくらい。レース以外の活動はしないんだ」と語るザク・ブラウン。86年にカートでレーシングドライバーとしてのキャリアを歩み始め、JMIを創設した後も、ル・マン・クラシックや英GT選手権などでレースをしている。
creativeCommonsUnited Autosports
左腕にはリカルドのマクラーレン初勝利の印
慈善団体「グランプリ・トラスト」が、同団体に対する注目度を高め資金を集めるために始めた企画「インダストリー・リーダーズ・チャレンジ」で決まった罰ゲーム(?)でメルセデスのトト・ウォルフ代表に指名された事で、ブラウンは嫌々ながらも自身の左腕にモンツァ・サーキットと「2021年9月12日」の文字を掘る事になった。
ウォルフはブラウンに、何か自身が怖がるような事をやってみてはどうかと提案。その結果、ブラウンは2021年F1第17戦アメリカGPを前に「怖くて仕方がない」入れ墨に挑戦し、自身初となるF1優勝をもたらしたダニエル・リカルドを忘れないために、イタリアが誇る伝説的サーキットのアウトラインと、リカルドが勝利したその日付を自身の左腕に彫った。
Not that Monza was going to be forgotten in a hurry… 🇮🇹🏆 #McLaren #F1 pic.twitter.com/wNgeNs4ecx
— Zak Brown (@ZBrownCEO) October 23, 2021