F1日本GP テレビ観戦ガイド:放送日程と天気…フジNEXTとDAZNライブ配信スケジュール
遂に来た!我らがF1日本グランプリ。2019年シーズンのF1第17戦として開催される今年の日本グランプリは、台風の影響で土曜走行が全てキャンセルとなり、10月11日(金)及び13日(日)の2日間の日程で開催される。舞台となるのは、古き良き時代の香りを残すレイアウトながらも、依然として世界屈指のテクニカルコースに位置づけられる三重県鈴鹿サーキットだ。
2015年にF1復帰を果たしたホンダにとって、お膝元の鈴鹿での日本グランプリは正真正銘のホームレース。今年はトロロッソに加えてレッドブルにもF1パワーユニットを供給しており、ホンダエンジン搭載マシンの活躍に期待が高まっている。またFP1では、SUPER GTとスーパーフォーミュラのWチャンピオンである山本尚貴がトロロッソ・ホンダから出走して印象的なパフォーマンスを残した。
時差などあろうはずもなく、学業・仕事に忙しい平日の日中に行われる金曜フリー走行は、リアルタイムで視聴しにくい方も多い事と思う。今年の日本グランプリは、録画放送はBSフジにて行われるものの、地上波及びBSでの無料生放送は行われない。視聴に際しては、有料放送か有料ネット配信サービスを利用する必要がある。
コース及びレース概要
ホンダのお膝元として知られる鈴鹿サーキットは、コーナー数は18個と多いながらも、エンジン全開率はF1カレンダー全体の平均よりも約30%も高く、1周の約66%はフルスロットル状態となるため、エンジンパワーが必要とされる。
と同時に「S字を制する者が鈴鹿を制す」と言われるように、ラップタイム向上の鍵はセクター1のS字区間にあるため、高いダウンフォースが求められる。車体性能的に鈴鹿に最もマッチするのは、残念ながらレッドブル・ホンダではなくメルセデスと言える。
週末の現地天気
6日(日)に太平洋沖にて発生した台風19号(ハギビス)は、史上最強クラスの勢力に発達して日本列島へと接近。FIA国際自動車連盟とF1は、グランプリ初日フリー走行を前に、予選を含めた土曜の全てのイベントをキャンセルすることを発表した。
3回目のフリー走行は中止となり、公式予選は13日(日)の午前10時開始へと変更された。仮に日曜予選が実施できない場合にはFP2の結果でグリッドを決定する。
近年では、2010年のF1日本グランプリ予選が大雨のために日曜午前に延期される事態となったが、この際は判断が遅れたために、現地観戦組は雨に打たれながら待ちぼうけを食らわされた。
安全上の理由から、スタンドでは傘を差しての観戦が禁止されているため、現地観戦の際は忘れずにレインコートやポンチョを持参されたい。園内の売店およびGPスクエア内の仮設店舗等で雨具が販売されているものの、売り切れとなる可能性もあるため、持参するよう心がけよう。
開催スケジュールと放送日程
F1世界選手権日本グランプリはフリー走行2回、予選、そして決勝の全4セッションで構成される。フリー走行1回目は10月11日(金)午前10時から開始され、決勝レースは13日(日)の14時10分からフォーメーションラップが開始される。フジテレビ及びDAZNともに、フリー走行、予選、決勝の全セッションがノーカット生中継される。
フジテレビNextスカパーは解説・実況共に全員が現地入りし、浜島裕英、米家峰起、津川哲夫、川井一仁、今宮純、森脇基恭、松田次生のフルメンバーが解説を担当。実況は塩田康介アナと野崎昌一アナが務める。放送開始時刻は、フリー走行と予選はセッション開始10分前、決勝は40分前となる。また例年通り、決勝前日の前夜祭とレース前のドライバーズパレードが特別放映される。
スポーツチャンネルDAZNでは、実況に笹川裕昭、サッシャ、中島秀之の各氏を、そしてピットレポート及び解説に小倉茂徳、中野信治、田中健一の各氏を配し、現地実況ブースからお届けする。
DAZNでは、国際映像以外にもライブタイミングやオンボードカメラ映像を一つの画面で楽しめる「F1ゾーン」を配信。7日(月)には「ホンダF1 栄光の名レース F1 Honda Rewind」と題して、ケケ・ロズベルグ(ウィリアムズ・ホンダ)が優勝した1984年アメリカGPと、アイルトン・セナ(マクラーレン・ホンダ)がタイトルを獲得した1988年日本GP、そして、ジェンソン・バトンが第3期ホンダF1に初優勝を献上した2006年ハンガリーGPの特集番組が放映される。
セッション 開始時間 |
CS放送 フジテレビ |
ネット配信 DAZN |
|
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FP1 10月11日 |
10:00- | 9:50- 実況:小穴浩司 解説:浜島/米家 |
10:00- |
FP2 10月11日 |
14:00- | 13:50- 実況:小穴浩司 解説:津川/今宮 |
14:00- |
10月12日 |
実況:野崎昌一 解説:川井/浜島 |
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予選 10月13日 |
10:00- | 09:50- 実況:小穴浩司 解説:川井/森脇/松田 |
未定 |
10月12日 |
実況:野崎昌一 解説:今宮純 |
– | |
ドライバーズパレード 10月13日 |
12:30-13:00 | 12:25-13:00 実況:小穴浩司 解説:川井/森脇 |
12:25- |
決勝 10月13日 |
14:10- | 13:30- 実況:野崎昌一 解説:川井/森脇/松田 |
13:30- |
タイヤ選択
公式タイヤサプライヤーのピレリは、最も硬いC1からC3コンパウンドを投入。鈴鹿は横方向への負荷が大きく、サーマル・デグラデーションが発生しやすい。
- ハード: C1
- ミディアム: C2
- ソフト: C3
2018年の統計データ
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- 優勝:ルイス・ハミルトン(Mercedes)
- 戦略:1ストップ
- リタイヤ:3台
- ポール:ルイス・ハミルトン 1:27.760
- ファステスト:セバスチャン・ベッテル 1:32.318
- オーバーテイク数:55回
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