開幕オーストラリアGPの表彰台copyright Steven Tee/LAT Imagesref

《2018年版》F1放送を見る3つの方法、テレビ・ネット配信サービスの比較とまとめ

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「今年のF1はどうすれば見れるの?」とお困りのファンのために、2018年シーズンのフォーミュラ1世界選手権を生中継する”TV放送チャンネル”及び”インターネット配信サービス”をまとめた。残念ながら、日本では今年も地上波やBSでの無料生放送は行われない見通しだ。

今季より、「F1 TV」と呼ばれるF1公式のライブストリーミングサービスが開始されるが、現時点で日本語での配信は予定されていないためここでは除外する。ネットにしろテレビにしろ有料チャンネルが唯一の手段となる。ライブでF1を視聴できるサービスは以下の3つだ。

  • テレビ放送「フジテレビNEXT ライブ・プレミアム
  • ネット配信「フジテレビNEXTsmart
  • ネット配信「DAZN(ダゾーン)

18年シーズンは復帰4年目のホンダがトロ・ロッソとコンビを組み「トロロッソ・ホンダ」として再スタートを切る。2019年には本家レッドブルとの提携が噂されており、新生ホンダのパフォーマンスに注目が集まる。史上最多の全21戦が予定されており、キミ・ライコネンやフェルナンド・アロンソらベテランの去就も気になるところ。

2018年のF1テレビ放送グラフィック
© Formula1®

リバティ・メディア体制下に置かれたF1はロゴの刷新を皮切りに各種グラフィックを一新。公式テーマソングに加えて国際放送のデータ表示デザイン等も変更されるなど、近年のF1放送は異なる雰囲気を楽しめる。

なお、各グランプリの放送日程については、F1テレビ放送スケジュールを参照されたい。各々のサービスの特徴と注意点、そして必要となる金額を以下に比較してみよう。

1:フジテレビNEXTライブ・プレミアム

フジテレビNEXTライブプレミアム

特徴

まずはフジテレビNEXTライブプレミアム。F1放送ではお馴染みの川井一仁、森脇基恭、今宮純の他、現役トップドライバーの松田次生、元ブリジストン開発本部長の浜島裕英らモータースポーツ界の各氏が解説陣を務める。全21戦、金曜フリー走行から決勝までの全セッションを完全生中継する。F1 GPニュースやF1 LEGENDSといった関連番組が見れるのも魅力。

一番のウリは、インターネット配信サービスとは異なり、遅延が発生せず安心・確実にレースを視聴できる点。

月額費用
1,717円(税込) / 視聴料:1,296円+基本料:421円
初回費用
0円
放映形式
CS放送
放映対象
全21戦の全セッション

以前は加入料として3,024円(税込)を支払う必要があったが、2017年10月1日より廃止された。

申し込みの流れ

  1. スカパーが映るかチェック
  2. WEBか電話で申し込み
  3. 30分後に視聴可能

自宅のテレビで「CS161」を選局し、映像が映るかどうかを確認する。後は、テレビに差し込んであるB-CASカードの番号を控えておき、WEBか電話で申し込む。申込みから約30分で視聴可能となる。

注意点

CSアンテナが必要。自宅にアンテナが設置されていない場合、別途アンテナ本体・工事費用が発生してしまう。ただ、家の間取り等によっては安価な室内型アンテナで受信することも可能、この場合工事は必要ない。卓上ブースターと呼ばれる電波増幅装置を併用すれば、大抵の環境では問題なく視聴できるだろう。

光回線を使った「フレッツ・テレビ」「ソフトバンク光テレビ」「ひかりTV」等のテレビサービスなら、アンテナなしでフジテレビNEXTを楽しむ事もできる。

スカパー「フジテレビNEXT」

2:フジテレビNEXTsmart

フジテレビNEXTsmart

特徴

「フジテレビNEXTライブプレミアム」加入者は、追加費用なく無料で同社のストリーミング・サービスを利用でき、スマホやPC、タブレットなどでF1を視聴できる。「フジテレビNEXTsmart」のみを単品契約してもF1中継は視聴できないのが大きな落とし穴。そのため無料とは言え、実質的には「フジテレビNEXTライブプレミアム」の料金が必要となる。

月額費用
1,717円(税込) / 視聴料:1,296円+基本料:421円
初回費用
0円
放映形式
ネット配信
放映対象
全21戦の予選と決勝

注意点

配信されるのは予選と決勝のみであり、見逃し配信は行われない。ストリーミング放送なので遅延などの障害が発生する可能性がある。ローンチ当初の2013年当時は使いものにならないくらい遅延がひどかったが、昨年は然程気になるような遅延はなかった。

3:DAZN(ダゾーン)

DAZN

特徴

ストリーミング配信専門サービス。スマホやPC、タブレットなどのデバイスで視聴できる。F2、GP3、ポルシェスーパーカップ、V8スーパーカー等、他のモータースポーツも生中継される他、JリーグやUEFAチャンピオンズリーグ等、幅広いコンテンツを備える。無論アンテナ設置などの別途費用は必要ない。

月額費用
1,890円(税込)
初回費用
なし(1ヶ月の無料体験期間有)
放映形式
ネット放送
放映対象
全21戦の全セッション

注意点

インターネット回線を使うため、回線状況やデバイス性能等によって、遅延などの障害が発生する可能性がある。F1ネット配信サービスの元祖「Formula 1 on ZUME」は、許容できない遅延・障害ぶりで視聴者の不評を買った。とは言え、DAZNは精力的に対策を施してきており、遅延の程度を示す”リバッファリング率”は、昨年の半年で1.2%から0.2%まで低減している。

ただし、ストリーミング配信は構造的な理由によって大なり小なり遅延・障害は必ず発生するため、ライブでF1を確実に視聴したいファンにはオススメできない。モタスポ以外のチャンネルを視聴しない筆者にとっては、月額1,890円(税込)の費用と遅延障害リスクを考えると現時点では触手が伸びない。必ずしも生放送でなくても良く、F1以外のコンテンツも視聴するのであればDAZNは良い選択肢だろう。

Chromecast」や「Fire TV Stick」、無線ルータにもなる「Air Stick 4K」に対応しているため、これを別途購入することで、自宅のテレビ画面でDAZNを楽しむことも出来る。

総括

レースは生で観戦してナンボ。緊迫したレースの途中で突然映像がフリーズしてしまう可能性のあるネット配信サービスはオススメしにくい。CS放送の「フジテレビNEXTライブプレミアム」一択だろう。F1視聴環境の多様性に貢献しているDAZNの今後には大いに期待している。

フジテレビNEXT DAZN
月額費用 1,717円 (税込) 1,890円 (税込)
初回費用 0円 0円
放映形式 テレビCS放送 ネット配信
放映対象 全セッション 全セッション
特徴 安心確実の生中継 F1以外の充実コンテンツ
注意点 アンテナが必要 遅延障害

スカパー「フジテレビNEXT」